大学と少子化

2012-01-19 16:28:40 | Weblog

(1)H22の18歳人口は122万人でした。今後減少しH35には107万人になります。15万人減、-12.3%です。

(2)京都府内の大学に通う大学生の数はH22で160239人でした。(1)の減少率(-12.3%)をそのまま適用すると、H35には140529人まで減少します。約2万人のマイナスです。

(3)京都府内の大学を退学率の高い順に並べ、学生数が2万人前後になるまでリスティングすると、京都精華、明治国際医療、大谷、花園、京都光華女子、京都造形芸術、京都学園、種智院、京都華頂、以上の9大学の合計で18226人になります。

(4)さきほどの9大学とほぼ同レベルの退学率で、現在も学生募集上で併願校になっている大学があります。京都嵯峨芸術、京都橘、京都文教、京都ノートルダム女子、京都外国語です。以上の5校で学生数は1万2千人弱。(3)と合わせて約3万人です。

(5)全国の18歳人口の減少をそのままある都道府県の大学進学者数にそのまま適応するのは若干無理があります。しかし、このように考えていくと、18歳人口が12.3%減少することの各大学へのインパクトは、想像以上のものだということが実感できます。

(6)ちなみに(3)(4)で挙げられた以外の大学は京都府内に14あります。京都、京都府立、京都府医科、京都市立芸術、京都薬科、京都教育、京都女子、京都工芸繊維、佛教、同志社、同志社女子、立命館、龍谷、京都産業です。

(7)この14大学は18歳人口が100万になっても問題はなさそうです。あくまで現状のポジションを維持できればの話ですが「なるほど!」という感じではないでしょか。

(8)個人的には、まず第一に「これ以上ポスドク増やしてどうするんだ?」と思います。(これからはほとんど大学教員になれない。)

(9)それはさておき、特に若手の大学教職員の方々は、今の大学でずっと働いていこうと考えるのであれば、大学教育改革を必死でしなくてはいけないということがはっきりします。京都であれば(3)(4)の中で生き残る大学は、退学率で言えば8%がボーダーラインです。

ツイッター 山本繁@NPO法人NEWVERY より引用

2012年1月1日

2012-01-01 23:40:47 | Weblog
新年あけました。

只今父方の実家に帰省中。

明日帰ります。

山奥の田舎なんで、何もすることないから、ハリポタ原書第一巻持ってきて読書。

ネット使えない環境は不便すぐる(≧ヘ≦)

やっぱり都会生活が良い。