辛い思いはさせたくない。

この二日間心がとても不安で今日どうにか晴れた気がします。

まだ余胤がありますが、、、

演奏、指導の仕事をして６年、この６年間はとても濃い６年間だったと思います。

音大を出てからの３年間とにかくガムシャラでした。

自分なりのレッスン。自分なりの演奏。

結果なんて全く出ない。

一番の目標としていたアドルフサックス国際コンクールは最後の年で出場できず。

嫌なことばかりだなんて思っていました。

いつからか演奏に苦痛を覚え、本番がこわくなっていきました。

何のためにやっているのか？

だけど一つだけ気付けたコトがありました。

自分はそれは練習がすごく好きだということ。

演奏するよりも（笑）

その練習好きの方向が指導の方向へ変わっていきました。

それが私にとって分岐点。

そこから南中学校の有賀先生に出会い、指導の深さと楽しさを味わうことができた。

結果もついてきて本当に嬉しかった。

だけどそこで思ったのが演奏嫌いになった自分のこと。

これはなぜなのか、、、

奥田さんに紹介してもらってお試しで受けたアレクサンダーテクニークのレッスン。

正直信じていませんでした。

その時の先生が嶋村先生。こんなにも優しくて響く先生に出会ったことはないくらい。

自分は決めつけてしまう性格でハマってしまえばなかなか抜け出せない。

そんな自分の固結びした心の紐を解いてくれました。

奥田さんだって辛い思いをしているのに道を作ってくれた。感謝しかないです。本当にありがとう

そこから演奏のこわさは消えて、指導のやりがいも見えてとても幸せです。

これから自分が死ぬまでの目標。

それは泉というやつと関わった人たちに後悔させない。できるだけ長く楽器を楽しく続けてもらいたい、出来れば８０歳まで！

たった６年だけども濃い６年だったと自信を持てる。

あと何十年音楽がやれるかわからないが、これから関わっていく方々よろしくお願いします。