☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

死刑を含む刑制度について考える

2016-10-15 05:00:00 | 社会・政治
日弁連は冤罪による死刑を懸念して、2020年度までに死刑制度の廃止するよう方針を決定し、政府に働きかけていくこととなった。

諸外国については麻薬所持だけで死刑になる場合もあるのでその限りではないが、日本についてだけ言うと何故死刑制度が存在するのか考えてみたい。

まず殺人をすれば死をもって償う必要があるというのが本筋ではあるのだが、その前に死刑がある為に独りよがりな思考状態に於いても、「死刑になりたくない」など犯罪をある程度は予防する事ができる 。

死刑制度を廃止するのであればそれに匹敵する予防がなければいけないが、死刑制度のない国で導入されているのが「終身刑」である。

日本では「無期懲役」が終身刑相当とみなす向きもあるのだが、無期懲役は「働く」事が期間を定めず課せられるという事であり、終身刑は懲役ではなく生涯収容され続けるという意味で明確に異なる。

何も読んで字の如くを説明しなくても…と思う方もいるだろうが、案外間違った認識を持たれている事が多いため敢えて書かせていただいた。

死刑は命をもって償うだけではなく、囚人をたくさん抱えると懲役とはなり得ない重大犯罪者のために多額の税金を使う事となるため、廻り回って我々にも関係してくる重要な事なのだ。

だからこそ死刑賛成・反対を感情的に出すのではなく、犯罪を予防していく観点から税金の使うところまでを、国民一人ひとりがしっかりと考えていかなければならない事であろう。

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