六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

COVER HALL TOUR2007 大阪 12/11

2007-12-12 02:59:05 | Weblog
COVER HALL TOUR2007 グランキューブ大阪 12/11(火)

本日は地元関西、大阪グランキューブレポをお届致します。
グランキューブは駅から遠くて、京都から仕事を定時で退社しても間に合うか微妙なので、もう思い切って午後から有休を頂く事に今回のツアーはしております。
所長は「この休暇希望は“山崎”かよ~山崎に文句言ってやる~」なんて言うけど、何時もチャンと希望通りお休みをくれる心優しい所長と温かい職場の仲間のオカゲで、今日も午前中の仕事を終えて退社した。
この所毎年12月にツアーがあるので、12月になると旦那さんのご機嫌が非常に雲行きが怪しくなってくる。旦那さんの顔が険しくなってると鈍感な私にも解るから・・・
で、少しでもご機嫌取らなきゃ~と奮発して夕食はご馳走を作る事にしている。
本日は冷え込んでいるので「あんこう鍋」に札幌土産のイクラの醤油漬けもお寿司もサービスしてお手紙も書いて、イザ出発。
睡眠不足も手伝い30分余りの私鉄電車では爆睡した。気付かなかったが、電車は何やら事故で遅れたらしい・・・梅田からJR環状線に1駅乗り、そこから歩く~歩く~。
6時頃会場に到着したら既に入場が始まっていた。
今日の席は1階だが、Bブロックm列。
グランキューブの1階はA-C迄のブロックに分かれている。結構後ろの方だったが、まさやんが正面から見れるのが嬉しかった。遠いんやけどね・・・双眼鏡無いと顔見えへんのやけどね・・・
本日は同じ京都のYサンと楽しむ。
地元だけあって、まさ友さんにも大勢再会出来た。
開演までの時間はご挨拶やら、互いの近況報告であっと言う間に過ぎる。

定刻より今日も遅れて開演。
暗転となりショータイムのスタートの様に鮎貝ケンさんのFUNKYなDJで開始。
歓声と拍手が湧き起こり、オールスタンディング。
まさやんはワインカラーのシャツに黒っぽいGパン、白に黒リボンの帽子。ゲンちゃんは今日も髪を七三分けにしてポロシャツに膝上パンツ、キタローさんはアロハの様なシャツにジャケットに膝上パンツ。

本日のMENU
1.ストリッパー(沢田研二のカバー)
2.ソノラマ
3.M
4.あなたに会えてよかった
5.あの鐘を鳴らすのはあなた(和田あきこのカバー:ゲンタ&まさやん)
6.Sweat Memories(アカペラで)
7.アンダルシアに憧れて
カバーも良いけどカレーもねとキタローさんまさやんが言い
8.ドミノ
MC
9.ケンとメリー~愛は風のように~
10.レイトショーへようこそ
11.True Colors
12.Englishman In New York
13.週末には食事をしよう

色とりどりの大きな蝶ネクタイをして・・まさやんが赤、キタローさんが青、ゲンちゃんが金の蝶ネクタイ。
14.「たこ焼き」(即興で作った曲。ウクレレでハワイアン調)
15.Raindrops Keep Fallin’On My Head
16.Daydream Beliver
ものマネとカバーの違いの講座?
長嶋茂夫、武田哲矢、松田優作のモノマネ
キヨシローの物マネで“大阪Baby、愛し合ってるかい~”と言って
17.トランジスタラジオ
18.月
19.コイン
20.ステレオ
21.苦悩のマタニティー
22.ヤサ男の夢
23.アドレナリン

アンコール#1
3人お揃いの黒のスーツ姿に黒のサングラス。(ブルースブラザーズ風)
1. Respect
2. さらば恋人
3. Superstition
4. はじめてのチュー
5. Just The Way you are(Vo.キタロー)
6. Just The Two Of US
7.坊主&パーマのテーマ(DEEP PURPULEのSMOKE ON THE WETERの替え歌)
8. All My Loving

アンコール
ツアーTのジュークボックスのイラストのグレーに着替えて
有山じゅん(?)サンの物まねしながらふざけたりして、
インマイキッチン
いかれたBaby

オープニングのパートではまさやんは曲に合わせて帽子を脱いだり被ったり、エレキからアコギにチェンジしたり、ギターレスになったり、ゲンちゃんとキタローさんも色んな楽器を演奏。
3人の動きが絶妙。
アンダルシアのゲンちゃんのドラムはめちゃカッコいいなあとスティック捌きに見とれてしまう。
このパートでまさやんは汗ビッショリです。

最初のMC
ま:こんちわー(この言い方が凄く可愛かったデス)
再び此処グランキューブに戻って参りまして・・・
会:まさやん好き~~
ま:(可愛く)ありがとー(関西弁のイントネーションで)
カバーホールツアーようこそお越し下さいました。(拍手)雨が降って急に寒くなりましたが、皆さん体調の方は如何でしょか?
会:元気!まさやんは?
ま:低気圧に弱いですね。髪の毛も弱いですけど(笑)湿気でですね、髪の毛から節々から、色んな所が、異様な盛り上がりを見せてくるんですけど、まあ髪の毛の事は気にせず・・
今日は最後までごユックリお楽しみ下さい。(拍手)

そして「ケンとメリー」が始まると殆どのお客さんが着席。
レイトショーは今日も素晴らしかった。
パンディロを叩くまさやんの手の動きの美しさ、ギターのリズムをサンプリングしながら揺れる肢体の動きも素敵でした。
ゲンちゃんのパーカッションとまさやんのギターの掛け合いの様な間奏部分も二人の息がぴったりで、3人で奏でられるグルーブに酔いしれる。
「週末・・」では間奏でエレキを気持ち良さそうに激しくカッティングしながら足を開き、そのポーズが男っぽくてカッコイイ。
今日もノリノリのROCKな「週末」に釘付けになった。
マーサ&パンチラスのステージは・・・
大きなキラキラ蝶ネクタイの3人がとてもキュート。
まさやんの髪が汗で膨らみ良い感じです。
まさやんはLIVEの進行と共にドンドン男前度がアップする様に思うんですよね。
ゲンちゃん曰く「マーサ&パンチラス」は2008年バージョンのトリオ名なんだとか・・
ゲンちゃんにアルバムのYO!とHO!の意味を聞かれ洋楽のカバーでYO!、邦楽のカバーだからHO!とまさやんが説明し、ゲンちゃんが「あ~そう言う事だったの~」と言うと、ティースと可愛く返したり、今日もお茶目なマーサです。
スことゲンちゃんから新曲作れないんじゃないのか?と言われパンチラことキタローさんが「見方する訳じゃないけど曲作るの大変だよ」と。
マーサがウクレレで「出来ねえ~♪出来ねえ~♪」と歌う。
お決まりの事前にお客さんから募集した「大阪と言えば一言」アンケートからパンチラがタイトルと歌詞を選んで行く。
タイトルは「たこ焼き」
歌詞の候補は「道頓堀」「御堂筋」「ひょう柄のオバちゃん」「粉モン」「たこ焼き」
まさやんはホワイトボードを見ながらウクレレを弾き考えてる~
そして会場のお客さんに「道頓堀って御堂筋を通って行くの?」とか聞いてたのも可愛くて。
ス:さあお待たせしました。
ま:早い~
ス:(考える時間を少し取るために引っ張る)さあ今年はもう出ないのかと思った新曲。大阪のご当地ソングです。それでは聞いて下さい。
♪道頓堀にも居る~、御堂筋にも歩いてる♪、ひょう柄のオバちゃんと、粉モンたこ焼き~(3人でハモリながら)粉モンたこ焼き~粉モンたこ焼き~

続いて、物まねとカバーの違い講座
スから、「解ってるだろうな?大阪初日此処でやったよな?解ってるよな。長めで行こう」と牽制され、今までのお馴染みのではダメだよ~と言わんばかりなので。
長嶋茂夫の物まねとカバーに挑戦し、「うんグレイトですね」と。
松田優作は太陽に吠えろのGパン刑事殉職シーンで「なんじゃこら」と銃で撃たれたシーンをしてくれて、なかなか似てましたよ~
キヨシローさんのカバーでと「大阪BBaby,愛しあってるかい?」と言って声似てなーいと照れてました。
まさやん、物マネネタも新しいバージョンに挑戦!頑張りました~

マーサ&パンチラスでしたとご挨拶してこのパートは終了。

まさやんの「ひーふーみーよー」の掛け声で始まったのが「月」でした。
ステレオから再びスタンディングになる。
マタニティーでは今日もかなり前の方まで出て、エレキでイントロ弾いてくれていましたよ。
間奏ではキタローさんと肩を寄せ合いセッション。
会場からお馴染みの手拍子が自然と生まれ「ヤサ男の夢」では“大阪元気か~”と言い、イェーイのコール&レスポンス。
アドレナリンまで変え抜ける様に一気に畳み掛ける様に歌い本編終了。

はじめてのチューでまさやんが「やったーやったよー」と言うのも可愛いですよね。
こんな可愛い曲も見事にまさやんの色でアレンジされ楽しませてくれます。

最後のMCでは何時もにも増してお喋りサンでした。
まさやんが一人でステージに現れる。ステージの端から端まで2階席も見渡す様に手を挙げて歩いて。
ま:ありがとうございます。オリジナルが少なくてスイマセン。カバーアルバム作るって滅多に無いですね。最近カバー流行りか?色んな方が色んなカバーアルバムを作ってらっしゃいますが。そういう時期があるんでしょうかな?勿論オリジナルが聴きたいと思ってらっしゃる方も居ると思うんですが・・僕今年の最初位はオリジナル作ってたんですが、このカバーアルバムの話が飛び込んで来まして、それどころじゃ無くなってしまいました。言葉はより単純になって来てるのか複雑になって来てるのか解りませんが●■×●。(と呂律回ってない状態となり)言葉の話してるのに~噛んでどうすんねーん(と自分に突っ込み大笑い)それでまあ・・そうですね。やっぱりその時々、自分なりに新しい物をやって行きたいなあと思うんですが(右耳の後ろを触り・・)此処から加齢臭が出るんですよ。(と自分で言っておきながら、また自分に向かって)まあエエやないか、今そんな話どうでもエエがな。(と自分に突っ込んで大笑い)
そして突然スライドギターでカッコイイフレーズを奏で始めて途中で止める。
ま:弾いて途中で止めなー、(爆笑)これ大阪の方で有山サン(ギタリストの有山じゅん?)が良うやらはるんですけど。(またワンフレーズ弾いて)エエ音や~。
ブルースと言うのは色んな人にカバーされてるから・・

今日もカッコイイスライドギターのインマイキッチンでした。

そしてキタローさんとゲンちゃんを呼ぶ
会:まさやん~
ま:何故呼んだ?何故呼んだ?(笑)
最後の曲は「イカレタBaby」と言うフィッシュマンズの曲ですが、彼らとはレーベルが同じで「ポリドール」で、日本語に訳すとビニール人形か?ディレクターも同じでね。
良いですか~今日は学習して帰って下さい。「良い物は単純にして深い、良い物は時代を超えても古くない。」

イカレタBabyはやっぱり素敵だ。
まさやんの優しい歌声は胸の芯まで響き今日も大粒の涙ポロポロこぼれた。

短いツアーもいよいよ佳境に入って来ました。
大阪も明日で終わる。淋しい~
沢山のMENUもすっかり完成度を増し熟成された音と歌声に一層磨きがかかって来てるなあと感じました。
会場を出る時のある人とのお友達同士の会話が聞こえたんですが「ねえ、3人だけやんな?3人の音だけやのに凄いなあ」と。きっと大きなステージから3人だけで作りだされる音とは思えない程に素晴らしいLIVEに満足と驚きを感じはったのかな?3人だからこそ作り出せる、3人でしか出来ない音、最強最高のトリオバンドから生まれる音は3人の音楽センスが融合された珠玉の音だと私も思っています。あのグルーブは病みつきになりますもの・・・
そんな素晴らしいツアーも残す所僅かとなって来ました。
大阪だからか、まさやんは漫才師みたいに、おどけて今日は一段とお茶目でした。
一人ボケ突っ込みも炸裂で、本当に楽しそうに元気でした。
帰りは初めて大阪のあんみつサンに道案内してもらいながら、楽しいお話も出来ました。
方向音痴やから、助かりました。
さあ・・明日も素敵な3人に会いに行こう・・・
そうだ!明日は休暇取れないからと夜勤明けの勤務の隙間を縫って長崎からKサンが「玉ねぎ」を聴きに来阪される~歓迎しなきゃ。
では又明日も大阪レポを届けします。
眠い~