映画少年

映画と音楽を愛し 教育の未来を想う 少年のつぶやき

被爆柿の木三世のその後

2017-05-21 12:50:26 | 日記
昨日は休日だったが、用件があって職場へ行った。
いつもと違って敷地全体が静まり返っていた。
聞こえてくるのは、電線にとまったスズメのさえずりだけ。
ふと植え込みの方を見ると1本の柿の木が目に入った。
「被爆柿の木三世」である。

昨年の終戦日記念日に紹介したときはこんな感じだった。


しかし9か月を経た昨日は、こんな感じになっていた。


幾重にも重なった大きな葉を重そうに抱え込んだ柿の木には、支え棒が施してあった。
毎日のように近くを通るのだが、立ち止まって見たのは久しぶりだった。

当然のことだが、人が成長するように草木も成長する。
細い幹に似合わないたくさんの葉は、次の世代に命のバトンを渡すために成長しようと努力している証である。
近い将来、私たちは四世の誕生を見ることになるだろう。
その時までに、現在世界を揺るがしている核をめぐる問題が少しでも、いや完全に解消していることを願うばかりである。

さて、今日はこれからあるイベントに参加する。
もちろん、明日ここで報告をすることになるだろう。
それでは行ってまいります。