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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

Bible Nabi 第23課 聖霊か悪霊か?第10回 デイビット・カン

2017年10月07日 | 日記

②.悪天使にだまされないように

天使の正体についての誤解は、聖職者たちが手を置いて祈って病を治したり、悪霊を追い出したりすることにも、深刻な問題を起こしています。サタンと彼に従う悪天使(悪霊)たちは、天から追い出されてから現在までに、膨大に蓄えた知識と経験を通して、人々をだまそうとしています。彼らは慣れた手つきで、人々の心だけでなく、肉体までも支配しようと努めています。そして聖書は、心と体が悪霊に制圧された状態を「悪魔に押えつけられている」(使徒行伝10:38)と表現しています。サタンと悪天使たちのとりこになった人は、ただ病気になって苦しんでいるのとは、本質が違うという事実を理解しなければなりません。

聖書には、そのような悪霊(悪魔)につかれた者たちの話が、何度か出てきます。ツロ・フェニキアの女性の娘が、汚れた悪霊につかれ苦しんでいるのをイエス様は追い出されました(マタイ15:21-28)。その他にも「そのとき、人々が悪霊につかれた盲人で口のきけない人を連れてきたので、イエスは彼をいやして、物を言い、また目が見えるようにされた」(マタイ 12:22)。「霊はたびたび、この子を火の中、水の中に投げ入れて、殺そうとしました」(マルコ 9:17-27)。そして安息日にカペナウムの会堂を騒がした「汚れた悪霊につかれた人」(ルカ 4:33-36)をイエス様が癒されました。

新約時代にイエス様が悪霊を追い出し、ある病気が治ったということで、すべての病を悪霊の仕業だと誤解してはいけません。清潔な衛生環境と、正しい治療法を通して治さなければならない病気を、悪魔につかれたものと誤解し、悪魔を追い出そうと巫女や牧師を訪れる人を見るたびに、私たち天使はとても残念でならないのです。


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