TPP交渉も最後の段にきて国家の後ろ盾企業団体の欲が容易に妥協しない姿をさらけ出した。もとより利害関係の調整手段の関税引き下げが目的なので予想通りの姿である。正義面をして強行する姿は、国境なき医師団への空爆を犯す感覚の国家では、利益追求一点張りでは自説を曲げないのは大国のエゴである。、世界の平和をリードする資格すら失った姿である。薬の開発に多額の研究費がかかる故、独占期間を多く欲しいが一方薬故万人に恵みを与える使命もある。薬だけが主要産業ならいざ知らず、農産物から兵器まで多角産業を容している国家の場合、TPPを言い出した主要国なら妥協が遅すぎないか。日本は粘り強く交渉の労を取ったことは多とする。
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