私の 37か国の 旅日記

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トレド観光一日目

2016-12-02 12:42:33 | 日記
建築様式はフランスゴッシック調で、内部は88本の柱で支えられ、それを囲む
ように、22の礼拝堂が有った。

ガイドの説明を聞きながら内部を観て回る。エル・グレコやゴヤの宗教画を観て
宝物殿へ入る。黄金の聖書やイザベル女王の王冠、装飾品、剣、などの財宝が、
ガラスケースの中に展示され、特にエメラルド、ルビー、ダイヤなどの宝石に目
がいってしまい、説明など耳に入らない。
宝石は、いつの世も女性を惑わせてしまうのよね。

コロンブスによって、初めて国に持ち帰られた、アルフェ聖体顕示台、(お神輿
の様な物)これも、金銀を使い宝石で飾られ、豪華に造られていた。

グレコが16世紀、トレドに魅せられ住み付いた家は、旧ユダヤ人街に有った。
この辺りでは、かなり大きな家で、今は修復中で中は観れない、見晴らしの良い
所から、家の全景をカメラに納めた。

300年前に、グレコが描いた「トレド景観」は、今のトレドと比べてみても、
少しも変っていないという。だからトレドの景観地区として価値があるのよね。

ここでグレコの家の前の坂道を登って来る、子供6人ずれの日本人家族と会う。
この人達とは、成田からの機内で、私の後部座席に座っていてた。話によると、
レンターカーを借りて、スペインを周遊をすると聞いていた。これからセビリア
方面へ向かうという。お互い無事な旅を願い、挨拶を交わし別れた。

グレコの描いた、オルガ伯の埋葬の絵を観るため、サンド・トメ教会へ来た。
グレコの作品中最高傑作といわれ、この絵を観るだけの観光客もいるというが、
観ることは観たが、今となっては余り記憶に残っていない。
グレコさん、御免なさい。
 🍀 明日に続く。

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