私の 37か国の 旅日記

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マドリードの街の風景

2016-11-25 09:15:14 | 日記
今も、この王宮は王家の建物で、見学料なども、王家の収入になるが、維持費の
方がはるかに大変ではないかな。

建設当初から使われている暖房で室内は暖かった。外へ出て王宮を振り向くと、
午後の西日を受けた王宮が光り輝いていた。

中庭のバルコニーの柱の間から観るマドリードの街は、遥か遠方の山並みに囲
まれ、ここからの風景は額縁の絵を観ている様に美しい。
これも、王宮からの景観を計算して設計されたのだろうか。

スペイン広場は、マドリードのシンボル的な広場。ドンキホーテの作者セルバン
テェスの没後300年を記念して作られた。サンチョパンサを従えたドンキホーテ
と、その後ろにセルバンテェスの像が建つ。広場の池では子供達が薄氷を掴んで
遊んでいた。
ここは、旅行者に取って人気の被写体で、私達も写真を交代で撮り合った。

さらに、マヨール広場へ向かう。スペインの中でもプラザマヨールといって、
広場の原点となった所で、17世紀のアーケードに囲まれた広場は、レストラン、
カフェ、土産物店が並び、クリスマス用品を売る青空市場が開かれ、子供や家族
連れで賑わっていた。

昔は、王室関係者の儀式、宗教儀式、祭り、闘牛、火あぶりの刑までが、ここで
行われた。マドリードにはプラザと名の付く広場が随所に有り、水しぶきあげて
いる美しい噴水や、イザベル女王、フェリペ3世像などの王族や勇者の銅像が街並
みを彩り、通りの要のような役目を果たしていて、スペインの歴史を感じ取ること
ができる所だった。

🍀 明日に続く。

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