距離も時間も越えて。（徳島県阿南市～兵庫県神戸市有馬温泉～帰路へ）

徳島県阿南市・蒲生田岬の、朝。



珍しく早起きの妻と共に、朝食前の散歩へ。



今日でこの旅は終わり、明日からは仕事・・・と、妙に現実的な思考に切り替わるのを、何気ない草花を見て、現実逃避。（＾＾；



久方ぶりに見た、野イチゴ。



カラスノエンドウ。
小さな紫色の花にさえも、後ろ髪惹かれる思い。( ;∀;)
あー帰りたくない。




この蒲生田岬には、小学校があります。
今は綺麗に維持され、しばらく使う事は無いようです。



いつか子供の声が戻る事を夢見て、ウミガメの浜と共に、地元の人が整備を続けているそうです。
地元の「青年会」も、年々平均年齢が上がっているとか。。



自然の、自然たる美しさとは裏腹に地域の営みが細りゆく地域を、日本各地で見てきました。
国内で最後に訪れた県、徳島県。
徳島県では神山町が「人口増」という話題で有名ですが、海の物・山の物、いわゆる一次産業を生業としている地域に人の営みが潤わない限り、地方疲弊の状況は変わらないと私は感じています。



こんな事、ここに書いても仕方ないと思ってはいるのですが、各地での過疎化を食い止める取り組みが何とか実を結んでほしいと願わずにはいられません。

徳島県阿南市椿町蒲生田、素朴で穏やかな、よい岬でした。
皆さん、どうぞお元気で。





さて。





この日は、徳島県を出発の後、帰路途中の兵庫県で、同じ車を愛する皆さんとのミーティング・ランチに参加予定。
散歩を終え、朝食を済ますと、蒲生田岬に別れを告げました。



四国は四国地方として、じっくり一筆書きで巡りたい場所。
いつかまた、腰を落ち着けた旅をしに、戻って来ようと思います。








さぁ、四国も飛び出て、一気に兵庫県へ！

ありがとう、徳島県！！



鳴門海峡を、潮の流れを遠目で見ながら、変わりゆく景色に想い出を映して走ります。



本州に渡れば、都市高速の分岐に『有馬温泉』の標識がマメに現れます。



それを辿りながら、ミーティングが行われている会場（エクシブ有馬離宮）へ、遅ればせながらの合流。（＾＾；

・・・今回立ち寄って来た場所とは、明らかに異色のスポット。



見るからに、優麗。

見るからに、ゴージャス。

建屋内にいるだけで、「俺、別格」的な勘違いをしそう。（＾＾；



そして、オフ会参加者の皆様と合流。

一部見知った皆さんなので、軽くご挨拶。

その後、食事会。



蒲生田岬の、カワハギの肝醤油の記憶が残る口の中・・・。

上品な中華料理を戴きました。
一口サイズの繊細な料理が、妙に刺激的。
趣味事の歓談しながらのランチはあっと言う間に過ぎ、



最後に一枚、贅沢に。
趣味で集まった皆さんの車と共に、撮影♪

ランチして、集合写真を撮って。有馬温泉ですので、ひと風呂浴びて…といきたいですが、ここは兵庫県。今日中には東京都に帰り、明日からは普通に仕事の私達。一番後に合流して、一番初めに離脱！



徳島県の海と山の香り。そして兵庫県・有馬温泉の湯の香りを土産にして、帰路へ！　幸いに渋滞らしい渋滞にもはまらず、大阪圏、名古屋圏を快走♪



陽が完全に沈む前には、富士山からも見送られ、無事、帰宅となったのでした。。








めくるめく思い出を胸に。



一応、自走日本一周を果たした私達。

でも、行ったみたい場所は盛り沢山。

今度はどこへ出かけてみようか。

旅終えたその日の内に、そんな話をしを始まっています。（＾＾








おしまい。