KEIの珈琲。。。

自家焙煎珈琲店開店を夢見ての記録ブログ。

しかし色々重なり、現在一休み。
今は、その時の想いの記録帳です。

思いつき旅は、福井県から。その3

2017年05月13日 | 旅 ~バイク・車~
完全無欠な美食を味わった翌日。



ノープランなものだから、次の日の朝も、どこをどう走ろうか考えていました。
1つ確かなのは、この日の内に、富山県南砺市の宿まで移動する事。



藤乃家さんの目の前の海を見ていると、帰りたくなくなりました。。



・・・と、そんな時。
向こう側から煙が。



とても朝早い時間でしたが、『ちまき』を作っている地元の方に遭遇。
考えてみればこの日5月5日「こどもの日」。
お祝い事にと、地元総出でイベントを盛上げの準備中だったのでした。



程なくして、漁港内の市場には人だかりが。(^^;

上げた魚の、子供達だけによる『つかみどり大会!』が開催☆



ものすごいビックな魚介類たちが、あっと言う間に捕獲されていきます。



無邪気に喜ぶ子供達。
値踏みして食べる算段の大人達。(笑)
老若男女、皆が集まっての活気に満ちた時間。。

高齢者ばかりのこの地域。
やっぱり子供って、カンフル剤。
いつか若者が戻ってくるのを信じて、この地域の人は毎年頑張っているんだろうな・・・と。

今度はあえて、何もない時期に、フラリと訪れてみたいと思いました。








さて、朝方までルートを悩んだ挙句、のんびりと宿を出立。



しばらくは、子供の日に向けた地域の風情を楽しみつつ・・・





舞台は一気に、なぜか石川県氷見市へ!!!



雪残る立山連峰がくっきり見える素晴らしい天気に恵まれ、大興奮!
何度もここを訪れているのに、すっきりと見渡せたのは初めての事でした☆


その後は黙って富山県南砺市へ。



チューリップ畑は見向きもせず。
(実際は近くまで行ったら大混雑だったので諦めた)

荘川峡にある温泉宿に到着。



知っている方も多いと思いますが、船でしか行けない温泉旅館があるのが、ここ荘川峡です。
でもその旅館、業務用の車は陸路で旅館に行けているので、あくまでお客向けのパフォーマンスに見えてしまい、今回はスルー☆
今回は、『古民家の宿 おかべ』さんにお世話になりました♪

でもその前に。



相倉集落、行ってきました。(^^
相変わらず、素敵な日本の原風景が維持されていました。
連休中ですからそれなりに人も来ていましたね。

何年か前、ここの『長ヨ門』さんで一泊お世話になっています。
私達以外ほとんど集落に客がいない時期、『長ヨ門』さんに私達だけがお世話になるという、今考えればとても贅沢な時間を過ごした記憶があります。(^^;



その『長ヨ門』さんに、ローカルテレビ局が取材に来ていたようで、黒山の人だかりができていました。(笑)
お陰で周辺散策はしやすかったような。(爆)



その散策もひと区切りつけて、宿に戻りました。

宿はほぼ満室でしたが、タイミングよく、私達が真っ先に食堂に通され・・・



こんな、綺麗な中庭の見える風流な室内で、



抜群で極上の濁り純米を、グイグイ戴きながら・・・
(甘みと旨みと酸味と香りのフルーティーさが一体化していて、素晴らしいお酒でした!)



あ、↑ こちらの『三笑楽』の季節限定の濁り純米酒です。
私達のみ過ぎたから、もう無いかも~(笑)





お造り



素揚げなど、地物の盛り合せ



地物の煮物



地物のお漬物



汁にもこだわった、手打ちの蕎麦



暖かい鍋も、一人一つずつ



実は他にも料理が振る舞われたのですが、割愛。(^^
福井県の慕情を引きずらせない、富山県の魅力満載の宴となりました♪



食後は、混浴露天風呂。。
(時間により、男女別設定あります。写真は、夕食前に撮った写真です)

ホント、ここまで全てが素晴らしい。

こんな極上の旅、久方ぶりでした。。





旅はいつか終わるんです。

どんなに旅慣れしていても、
またすぐ出かける計画を立てるくらいのマニアでも、
一行程の区切りには、なんとなく物悲しさがあったりします。

今思えば、その寂しさもあったんだと思います。

1人で5合くらい、日本酒をあおったのは久しぶりでした。(笑)

当然爆睡。

幸せに眠りにつきました。。








つづく



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