azusa flutter

ayami yasuyhoのダンサー・栃本あずさが時々思ったオモイ。

毎日の食事

2016-10-24 | 思うこと
私たちayami yasuyhoは自分の呼吸に意識を向けること、自分の身体を通してものをつくること。

を、大事にしております。

そうして過ごしていくうちに、4年ほど前から徐々にですが日々の食事のスタイルが変化してきました。

お肉やお魚をなるべく取らずお野菜中心の食事となり、牛乳は取らずに豆乳に変え、マーガリンもバターに変え、

スーパーの御惣菜やパン、おやつもいつの間にか買うことが減ってきました。

本当に無理をしないで食べれるものを選んできました。

というか、実際は食べれなくなるものに出会うことが多かったです。

スーパーのメロンパンが大好きでよく買って食べていたのがある日、あれ??なんか味がおいしくないぞ・・・!

と、思ったり、

御惣菜の油の味がダメになり食べれなくなったりと、そんな風に変化してきました。

今年に入りパンも自分でつくるようになり、全粒粉の粉や地粉をインターネットで買ってパスタやうどんも

つくるようになりました。

お野菜も少量ですがなるべく農家のお野菜を選び、調味料をあまり使わずに素材の味を楽しんでいます。

少々めんどくさいですが、食事の有り難さが体感でわかってきます。

そして感謝が増えました。

太陽や季節が今まで思わなかったことですが、とても有り難く感じます。

そして何より食事をすると身体が喜ぶのをリアルタイムで味わえるのが本当にうれしいです。

今日は全粒粉とマッサージのお客さんに頂いた卵でパスタの麺をつくり、

これもお客さんに頂いたお茄子とホウレンソウをお味噌で味付けしたパスタを食べました。

今日は風邪気味ということもあり、体内が喜んでいました。

本当にありがとう。

明日も頑張れそうです。


全粒粉でつくったパスタの麺を切ったところ。



なすとホウレンソウのパスタ


今日は晴天で海の色がきれいでした。



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深呼吸

2016-10-23 | 思うこと
先日ですが我が家の裏にそびえ立つ長峰山に少しだけですが登ってきました。

登山口にたどり着くまで坂道を登り住宅街を通ります。

途中に六甲中高の学校があったり、女子大があったりと六甲は本当に山の上に

建物がたくさんあります。

ずんずんと登っていくと古い住宅街を抜け、ようやく登山口に着きました。


かなりの坂道ですでにヘロへロの足取り。


奥に見えるのが登山口です。

ここまで来るのにも大変で汗びっしょりです。


この日は身体の調子が疲れ気味ということもあり、少しだけ山の中に入りました。

山に入ると急にひんやりとして空気が濃くなります。

山の木々たちがどっしりと存在して私たちを山へ案内してくれます。

一歩一歩足を進めるごとに、現実から離れてゆき、山の空気に身体が包まれていきます。

その包まれる感覚は身体の奥へ奥へと浸透していき、日々で忙しくしていた身体の中の疲れを

ゆっくりと洗い流してくれるように感じます。

その感覚が心地よく、山の空気に身を任せてその空気の中で泳ぐような感覚になります。

泳ぐというよりかは、空気の中に沈んでいくのに近いかもしれません。

山の木々に次々に出会っていきます。

木々はたくさんの事をしゃべってくれます。

ひそかに私に何かを伝えに寄ってきてくれます。

私はその行為を静かに立って感じます。

普段では気付かないことをそっと伝えてくれます。

そして私はまた生まれ変わっていく体内を抱えて、現実の世界へと降りていきます。















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ホームページを更新いたしました。

2016-10-22 | 稽古日誌
ayami yasuyhoのホームページのworkshopを更新いたしましたのでお知らせいたします。

毎週水曜日に行っております、BODY&KOKYU WORKSHOPの内容や秋紀の思うことが

書かれています。

ぜひ、お読みください。

そしてこのワークショップがいろんな方の生き方の1部分に含まれることを望みます。

アシスタントを引き受けてこのワークショップに触れて、このワークショップが

今を生きる人たちにとても必要だと強く思います。

自分の呼吸はお金を出して呼吸を買うことはできません。

自分の呼吸はこの世に生まれてから変換不可能な自分だけの持ち物です。

その大切さをもっともっと気づいてほしい。

その大事さをもっともっとわかってほしい。

そしてもっとその呼吸を大切に扱ってほしい。

そこから始まることを知ってほしい。

自分が自分で呼吸をしていることを体感してほしい。

もっと生きる喜びが毎日、毎日変化していることをかみしめてほしい。

自分の呼吸は二度と同じ呼吸をしないことを体感してほしい。

きっとそのことから何かを自分で感じれる気持ちが溢れてくると思う。

こちらをクリックしてください。
ayami yasuyho


私たちは毎日違う朝を迎えている。




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ProtoType cecondの稽古

2016-10-20 | 稽古日誌
11月3日に行いますproto type secondに向けて、新たな世界を広げて稽古に励んでおります。

秋紀は前回の作品の音楽を少し編集して、また新たな作品へとつくりあげていっています。

私もガラスの置き方をいろいろ変えてみて、踊りをつくっております。

新たな世界観を持つ作品をぜひ、観に来てください。

踊りながら音楽を編集する秋紀




ガラスをランダムに置きました。



プラネットEartH
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ProtoTypeを終えて・・・。

2016-10-03 | 思うこと
9月22日(木)に大阪・中崎町にあります、common cafeにてのパフォーマンスダンス公演

「proto type」が無事に終わりました。

common cafeでの公演は今回2回目ということもあり、公演準備もスムーズに行えました。

今回はスタッフ1名を加え、3名で公演を作り上げていきました。

普段は秋紀と2人ですべて用意するので、雑務も含め、やることが多くて大変ですが、

スタッフの方の気配りなど、本当に心強いものがあり、準備とリハーサル、そして本番と

スムーズに進みました。


さた、今回の作品、「proto type」、秋紀のソロと私のソロを交互に2回づつ踊り、最後にデュエット

というスタイルの作品の構成でした。

秋紀のつくった音楽が空間全体に広がりを持ち、自分たちで取り付けた照明と、ガラスが場所を呑み込み、

異空間な場所が生まれました。


秋紀の音楽を身体で受けるような形で踊る体感は、身体の奥の方から何かがうごめき出すのを

感じ、鳥肌が立ったり、涙がこみ上げてきたり・・・。と、いろんな体感をします。

そして私はそのつくりあげた空間に立ち、踊りました。



私は何のために踊るのであろうか?

私は何のために舞台を用意し、そこで踊るのであろうか?

いつも問われる問いに向き合いながらも、言葉に現れない抱えきれないほどの感情を抱えて、

音と空間、空気に耳を澄ませ、一呼吸、一呼吸に必要以上に意識を集中して踊りました。

私の呼吸は一呼吸、一呼吸と体内から出るものを放ち、一呼吸ずつに空間が少しずつ変化していく、

何かが移行していくのを感じました。


私には人々に踊りを通して伝えたいことがある。

たとえ客席に人が少なくても、私は客席に向かってだけ踊っているのではない。と、気付く。


私の肉体は私ではなくなり、この物体は口がない物体で、身体全体のいろんな部分から

叫びだす。滲み出す。祈りだしていく。


私は信じる。この叫びや滲み出るもの、祈りはこの空間を超えて、誰か必要な人に届いていると。

私の踊りはいつも誰かとつながっている。と。


前回のダンス公演「i」の時に浮かんできた言葉があった。

現代美術家の奈良美智さんの展示会の題名に使われた「I DON'T MIND,IF YOU FORGET ME」

であったが、この言葉には続きがあり、

「BECAUSE, YOU NEVER FORGET ME. I NEVER FORGET YOU」

あなたは、私を決して忘れません。
私は、あなたを決して忘れません

という言葉があった。


出会いと別れを繰り返す中で私はいろんな世界を旅をするように生き、今、踊っている。

忘れないで覚えている思い出はたくさんあり、そしてそれぞれに感謝の気持ちがこみ上げる。

きっと届かないことの方が多いと思う。

でも、私は届けたいと願い続ける。



また、新たにproto typeの稽古に入りました。

次回は神戸の地で踊ります。

そして、また新たな地へと向かいます。

私たちは立ち止まることなく、歩み続けたいと思います。

変化に耐え、移行する力に負けないで進んで行きたいと思っています。


またどこかでayami yasuyhoの作品を観に来てほしい。

そして自分から沸き起こる何かに出会ってほしい。と、願っています。



























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