ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

第2回中川フォークジャンボリー@国立ギャラリービブリオ

2015年06月01日 | ライブ鑑賞
5月29日(金)、国立市のとある民家を改造したギャラリービブリオというイベントスペースで、ライブ「第2回中川フォークジャンボリー@国立ギャラリービブリオ」が開かれました。
定員20人という限定ライブです。



中川五郎さんはおしゃべりと歌。聞き手は岡崎武志さん。ゲストはテンホールズの松田ari幸一さん。飛び入りは村上律さん。







日本フォーク界の生き字引達が集う、お座敷ライブでした。中川五郎さんは名前だけは昔から知っておりましたが、実際に歌を聴いたのはこれが初めて。60年代末の関西フォークの話、そして日本のフォーク界が発展するさまを当人の口から聴ける貴重なライブでもありました。

上京した頃の自分と時代を重ねて、あの頃を思い出しましたね。

お話も面白いけれど、演奏はさらにすばらしい。





演奏は、アメリカンフォークを日本語で歌うというのが本日のテーマ。あの頃、向こうの歌に翻訳した日本語の歌詞を付けたり、高田渡さんのようにまったく違う詞を載せたりしていましたね。
その原点を聴けました。



高田渡さんの「生活の柄」、「靴が一足あったなら(グッドナイト・アイリーン)」など、この日、中川さんやariさんが歌ってくれましたが、本歌に独自の歌詞を付けるというユニークな方。その高田渡さんとの思い出をゆかりの人たちが寄稿した特集雑誌『雲遊天下』(ビレッジプレス、500円)をこの日販売しておりまして、僕も買いました。なかなかいい本です。



そうそう、僕は偶然、ブルースのミシシッピ・ジョン・ハートのCDの中に「グッドナイト・アイリーン」があったのを発見、元はこれだったかと感激したことがあります。(彼がジョン・ハートに惚れ込んでいたことをあいにく知らなかったのです。(^^;) )


ライブ終了後、中川さん達を囲んで打ち上げ。参加者の自己紹介も面白く、磁場のようにいろんな方が集まってくる。ギャラリービブリオはそんな場所になっています。


企画したギャラリービブリオの主人、十松弘樹さんは会社の元後輩。人脈の広さは昔からですが、さらに広がっているようです。ariさんは月1回、ここでお座敷ブルースハープ教室を開いていますし。企画は多彩。機会がありましたら、皆さんもどうぞ覗いてみてください。

「中川フォークジャンボリー@国立ギャラリービブリオ」の次回は8月21日。いまから楽しみです。