べんきょうというモノに苦しめられている人がいるとしたら、その方々に処方箋をさしあげたいとおもいます。ただし、
その① 効き目がすぐには出ません。少々時間を要しますので、ちょっぴり忍耐という我慢を要します。
その② 素直に、いま自分がいる「現在位置?」についてしっかり向き合う覚悟を要します。(今!を逃げるな、ということです)
その③ 自分がしていることを、確信をもって自身が信じる寛容な気持ちをいつもわすれないでください。
では、処方の仕方にすすむことにします。
「なんのために」 その1は、目的であり、そのための目印(―目標)についてであります。そのためのキーワードが「好奇心」になります。
「好奇心」と言われても、ピンとこないでしょうから、「(飯も忘れるぐらい没頭できる)すきなことはなんですか?」といいかえます。
あなたが自分自身を忘れるぐらい夢中・没頭できるモノはなんですか?自分探しをしてみてください。きっと何かあるに違いありません。
それが「好奇心」という人が生きて・活きるための燃料なのです。エンジンが動く(=働きだす)には燃料が要ります。人間様というエンジン
における燃料には2つが要ります。生きるための食事という燃料と、活かすための好奇心という燃料であります。この2つが合体して「生活」
となります。人は2本の足でたっているじゃないですか。その1本を動かすのが食事、もう1本が好奇心でうごきます。
あのさきになにがあるだろう?そこまで行ってみる。そこでまたしても、あの先に何があるんだろう?また誘われて進んだ、その結果は?
「迷子」と相成ります。これが人の本性であります。ほとんど意識にのぼらないけれど「(いいとか悪いとかに係らず)明日何かあるぞ」って
いう思いをもって暮しているそれがわたしたちです。
言葉を学習をする その2 としておすすめします。人が他の生き物たちと違う決定的な差がこれになります。ということは、言葉をもたなければ
、人は「見かけは人間だけれど、実は人間に非ず」という評価を下されても文句が言えないでしょう。
感情を抑えきれずにすぐキレてしまう人がいます。見てください。圧倒的に言葉が不足しています。そのレベルがその年齢との間にギャップ
があります。生きてきた年齢と、活かされてきた年齢とが乖離しているんじゃないか、そうみえるんですが?
そうならないために、まず言葉に接することです。本を読む、字を書く(日記をつける・日誌をつける)という「よみ・かき・そろばん」とむかしから
言われている行いであります。であれば、我々の言葉すなわち国語である「日本語」の習得であります。
めんどうくさい!だから「好奇心」があなたを救ってくれるんですよ。好きなことならどうですか・・・・・「どうにかして・なんとかして」とハッスルするん
じゃありません(飯食うことも忘れて)。そんな子供の頃の記憶をみなさんもちあわせていませんか?
ここで、自慢話をするつもりはないのですが、自分の経験を少し。まず、日本語ですが、出会いは「山」という好奇心からきて、「串田孫一先生」と
の出会いです。18歳の時です。あ!そうそう、こういうのもありました。日本語ではありませんが、浪人中の「プレイボーイ」なる雑誌です。
その英語版に夢中になっておりました。(それが英語の成績に結び付いたかどうか、???あやしいですけど。)(動機不純、そんなもんでしょ人って)
ITが進んだからこそ、「よみ・かき・かんがえる(そろばんをはじく)」がよりたいせつなのではないか、そうおもうのです。ITって人間が創ったもの。
どっちが優れているんでしょう?人間様に決まっているじゃありませんか!
その人づくりが、今、極めて疎かにされているようにおもえるんですが・・・。
本日 我が家の愛犬「貫太」くんは、もうすでに、朝ご飯を終了して、ただいまは、おやすみしております。