自分が高校に通っていた10数年前、社会科の授業は1年が日本史、2、3年は地理と世界史との選択で地理を選び、世界史は勉強しなかった記憶がある。
なので最近話題になっている「世界史履修漏れ問題」についても最初はぴんと来なかったのだが、どうも世界史は94年以降必修科目になっていたらしい。
高校、そして大学を出て、社会人になってから海外に行くことが増え、行った国の歴史を知りたいと思うことが多くなった。
塩野七生の本を読んでいまさらながらにローマ帝国、そしてヨーロッパの歴史について勉強したりすることもあった。
ときに、日本史を含めて歴史をもうちょっとまじめに勉強していれば、いろいろなものに対する視点が面白い方向に変わったのになと後悔することはある。
国際化の流れの中で世界史を必修にすることはいいこと。
ただ、現場の意見を無視してはいなかっただろうか。
世界史が必修になって10年と少しが立ち、また高校自体が週休2日制となる中で、難関大学への進学実績を上げたい現場では受験に関係ない教科をカットし、効率を上げようと考えていたに違いない。
それが世界史の「履修漏れ」「偽装」につながったのだろう。
教育の制度を考えるお役人、政治家と現場とのズレ。
なんともお粗末な話だと思う。
そして、今回の騒動で迷惑をこうむっているのは生徒。
秋も深まり、受験シーズンが近づく中で、なんともかわいそうな話だ。
こんな学校、そしてこんな役人、政治家たちでは生徒たちの心がひん曲がってしまうのではないかと心配になってくる。
未履修生徒の救済策検討 首相が文科相に指示(共同通信) - goo ニュース
なので最近話題になっている「世界史履修漏れ問題」についても最初はぴんと来なかったのだが、どうも世界史は94年以降必修科目になっていたらしい。
高校、そして大学を出て、社会人になってから海外に行くことが増え、行った国の歴史を知りたいと思うことが多くなった。
塩野七生の本を読んでいまさらながらにローマ帝国、そしてヨーロッパの歴史について勉強したりすることもあった。
ときに、日本史を含めて歴史をもうちょっとまじめに勉強していれば、いろいろなものに対する視点が面白い方向に変わったのになと後悔することはある。
国際化の流れの中で世界史を必修にすることはいいこと。
ただ、現場の意見を無視してはいなかっただろうか。
世界史が必修になって10年と少しが立ち、また高校自体が週休2日制となる中で、難関大学への進学実績を上げたい現場では受験に関係ない教科をカットし、効率を上げようと考えていたに違いない。
それが世界史の「履修漏れ」「偽装」につながったのだろう。
教育の制度を考えるお役人、政治家と現場とのズレ。
なんともお粗末な話だと思う。
そして、今回の騒動で迷惑をこうむっているのは生徒。
秋も深まり、受験シーズンが近づく中で、なんともかわいそうな話だ。
こんな学校、そしてこんな役人、政治家たちでは生徒たちの心がひん曲がってしまうのではないかと心配になってくる。
未履修生徒の救済策検討 首相が文科相に指示(共同通信) - goo ニュース
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