ただの逆転勝ちではない

ソフトバンク逆転勝ち＝プロ野球・楽天―ソフトバンク(時事通信) - goo ニュース

５回の裏、女房役の細川が２ランを放って３点差にしてもらったにもかかわらず１アウトからジョーンズ以下３人をあっさり歩かせ、松井に右中間を割る走者一掃の２塁打を打たれて８－２になった。
先発武田の無様な姿に、今日はないなと思ってチャンネルを変えた。

ところが。

ホークスは追い上げて８回で８－７。
ひょっとするかなと思って再びチャンネルを合わせてみれば内川が同点の内野安打を打っていた。

イーグルスのマウンドは長谷部。
火曜日もわざとボール先行にしないと落ち着かないのかと言いたくなるような状況だったが、今回も同じ。
李が歩いて満塁、松田は倒れたが江川がフォアボールを選んで勝ち越し。
本多がセンター前に２点タイムリーを放って８－１１。

これで決まったと思ったらその裏五十嵐が１アウト満塁のピンチを作ってファルケンボーグに交代。
その後ジョーンズに２点タイムリーを打たれて１０－１１。
形容のしようがない試合になったが、最後は森山、松井を打ち取ってホークスが勝った。

この試合、ホークスにとってはＣＳで当たる際に「誰が使えるか」を選定できた試合にはなった。
取りあえずイーグルスに対する防御率１０点台の武田は投げないだろうし、抑えで投げて失点した２試合いずれもイーグルス戦の五十嵐も扱いは変わるだろう。
イーグルスはマジック１ケタになっても中継ぎ抑えの図が見えない。
この１試合で優勝に黄色信号とはならないだろうが、こういうチームも近年では珍しい。