田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

ポーランド大統領以下国家中枢が飛行機事故で死去

2010-04-10 21:39:23 | その他
ポーランド大統領機墜落 大統領ら96人全員死亡(朝日新聞) - goo ニュース

ポーランドはEUの中でも親米派として知られている。
ドイツとロシアの間に挟まれ、国土がなくなったり大幅な移動を強いられたりした国。
だからこの2国に対する心象が良くないのは当たり前。
経済的に依存しなければならないドイツはともかく、ロシアに対する目は冷たい。
だから冷戦終了後NATOに加盟し、自国内に米軍基地をおこうとしていたわけで。
(結局は周辺国や国民の反対もあって中止になったが)

一度行った事のある国だが、若い人であれば英語が通じる国である。
中高年にはロシア語が通じるというが、ロシア語は全く喋れないのでわからない。

そんなポーランドだから、まさか大統領専用機にツボレフ154を使っているとは思わなかった。
1970年代に初飛行。東西冷戦体制の頃にボーイングの飛行機が買えなかった国の航空会社が仕方なく?買って飛ばしていた飛行機。
ポーランドの大統領専用機なんて、とっくの昔にボーイングかエアバスに代わっているもんだと思っていた。
それだけに、意外だ。

とはいえ悪コンディションの飛行場への着陸には強いとされている飛行機なので、未だに使われていたのだろうか。
着陸しようとしていたロシアのスモレンスクの空港も、そんなに設備の整った空港には見えない。

ともかく、この事故で大統領夫妻を始め中央銀行総裁、軍の最高責任者まで国のトップクラスを一度に失ってしまった。
これでガタガタするような国ではないと思うが、ショックは大きいだろう。
このようなことがないよう、2機に分かれて移動は出来なかったものか。 
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