田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

THIS IS ぱ

2007-10-16 22:45:26 | 野球
5-1、乱打戦と言えるスコアでもないのに4時間ゲーム。
ファイターズは11安打1点、マリーンズも8回までに10本ヒットを打ったが2点のみ。
今年のパリーグの象徴、「貧打、拙攻」を全国の野球ファンに見せ付けた両チーム。

4回裏、1アウト満塁で逆クライマックスシリーズ男候補の一番手、小谷野がショートゴロゲッツーに倒れ、5回表はノーアウト1、2塁から今江がバント失敗、5回の裏は1アウト1、3塁から田中賢がレフトへ犠牲フライを放ち1点先制するも続く稲葉が倒れ追加点ならず、6回表はフォアボールのサブローを1塁に置き里崎がセンターバックスクリーン横に2ランを放つもその後のノーアウト1、2塁の場面で渡辺正がバント失敗・・・

第三者からすれば笑って見てられるが、ベンチ、そしてファンにとってはやりきれない展開だったに違いない。
そしてマリサポにしてみれば、今年最大の不安が訪れようとしていた。
1点差で、薮田、小林雅。
見慣れた「悲劇」で、今年のマリーンズは終わってしまうのか・・・

8回裏、マウンドには薮田。
先頭田中賢の当たりはファーストへのゴロだったが、一瞬の隙でヒットになってしまう。
そして稲葉へはフォアボール。
悪い流れとしか言いようがない状況。

だがここで、薮田は流れをせき止めた。
140キロを超えるストレートがコースギリギリに決まる。
セギノール以下を抑え、なんとかリードを守った。

そして9回、抑えのマイケルを攻め立てノーアウト満塁。
里崎は3球目のボールになるスライダーに向かってバットを「投げた」。
いつもならボールはキャッチャーミットに納まるところ、タイミング良く当りレフト工藤の前でワンバウンド。

やっとの思いでつかんだ追加点。
オーティズも続きこの回3点、スコアは1-5。

これなら小林雅も楽。
三者凡退に抑え、マリーンズが逆王手をかけた。

明後日はダルビッシュと成瀬。
ラストは投手戦か、それとも今年らしくまた貧打拙攻で締めるか。

日1-5ロ(16日) 里崎が逆転2ラン(共同通信) - goo ニュース
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