事情はいろいろあったみたいだけど

東北が春季高校野球辞退、特待制度関連か(日刊スポーツ) - goo ニュース

理由は「諸般の事情」。
高校野球の名門、東北高校が春季大会の不参加を表明した。
この諸般の事情は、専大北上高校が野球部を廃部したのと似たような理由だというのは、誰が見ても分かる。

春季大会を辞退することで「みそぎ」を済ませ、夏の大会の予選には堂々と出場しようという魂胆か。
甲子園出場のチャンスを求めて関西などから仙台に来ている選手も多いだろうし、選手のことを考えるといいアイデアかもしれないが、こんなことがまかり通る高校野球に「教育の一環」なんて言葉を使うのは余りにもナンセンスだ。


日０－４ソ（２２日） 松中が満塁本塁打(共同通信) - goo ニュース

仙台で散々痛めつけられた後、水道橋で息を吹き返したホークス。
がしかし、今日の先発は中２日で水田。
たしか数日前は星野が投げると聞いていたが、この時期にしては珍しい中２日での先発起用。
一体ホークス投手陣の中に何があったのか。

そんな訳で特に期待せず時折ネットで経過をチェックしていたこの試合だが、セギノールまで欠いたファイターズ打線の弱体ぶりに助けられたとはいえ、水田５回途中まで無失点と先発の役目を十分に果たし、そしてニコースキー、柳瀬もランナーは出したものの無失点に抑え、馬原が最後をきっちりと締め、そしてそして松中がグランドスラムを放つという今日も強い野球。

大阪神戸仙台と一体どうなることやらと思ったが、結局ホークスは５分の星で九州に帰ることになった。
この辺が身につけた強さ、簡単には剥がれ落ちない強さなのだろう。

一方ファイターズは先発グリンが「突然」マウンドを降りるアクシデントがあった模様。
チームの雰囲気は悪いだろうが、シングルヒットがせいぜいの田中幸雄やプロの壁にもがき苦しむ金子洋平を戦力として期待しなければいけないようでは、この状況は当分続くか。