野球の圧勝

マエケン「今日は野手おかげ」／ＷＢＣ(日刊スポーツ) - goo ニュース

今日も１点が取れそうで取れない思い試合になるんだろうな。
そんな観客のほとんど、いやコーチ陣のほとんどが胸に抱いていた思いを先頭の鳥谷があっさりと覆した。
ライトスタンド中段に突き刺さるホームラン。

これで乗った日本。
２回にはライト前の稲葉を置いて松田がレフトスタンドに２ラン。
鳥谷の２塁打の後井端が歩いて内川がバックスクリーン横に３ラン。
試合はほぼ決まったかのように思えた。

オランダの守備の動きは重く、バッテリーミスもあった。
毎回得点を積み重ねていく日本。
稲葉、糸井、坂本が一発を放つ。
これまで使っていた球と同じとは思えないような飛びだった。

２番手内海がバレンティンに走者一掃のタイムリーを浴びる誤算はあったが、結果は１６－４。
日本がアメリカ行きを決めた。

大差がつけば色々試したくなるところだが、今日は選手は代われど、大した動きはなかった。
先に行われたカナダーメキシコの試合で、９－３で迎えた９回、バントヒットを決めたカナダに６点を追うメキシコのレオンが足元すれすれに当たりそうな球を投げた後デットボールそして乱闘という出来事があった。
日本なら普通のシーンなのだが。
改めて野球とベースボールの違いを感じずにはいられない。
それでも委縮せずに「野球」を見せてほしい。