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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

ケーブルテレビ+SNSの「新フィールド」が始まった!(兵庫・佐用町)

 山陽本線姫路駅から北へ行く姫新線の鈍行列車で約1時間半、佐用町でケーブルテレビ事業が4月からスタートしました。昨年の秋から住民ディレクター事業でお邪魔していますが、養成してきた力をケーブルテレビで発揮することがやっと可能になってきました。面白いことになります、佐用町は。ケーブルテレビは農村型にしろ都市型にしろ制作力をどうするかが、全国のどこでも課題だと思います。ここ佐用町でその具体的な解答が出せると思います。

 住民ディレクターは、映像を活用してコミュニケーションを増幅し、人と人のつながりを深め、地域の総合力を発揮する仕組みの担い手=人材です。テレビであろうがネットであろうが、ブログ、SNS、セカンドライフ、新聞、・・と、とにかくメディアを上手に活用し自己表現する主体を鍛えていくので、時代に翻弄されるわけでもなく、新しいツールが出れば次々と使って、生活を豊かにしていく方法を生み出す人たちの総称です。

 なかなかこの本質が理解してもらいにくいので、こちらも持てる力を十分発揮できないのですが、その場はやはり自分で作っていく時期がきました。各地域の方々は地域の特性や直面する課題解決のために「私ごと」使ってもらうともっとも効果が早く表れるはずなのですが、ここはちょっと自分では言いにくいところです。
 佐用町では言ってしまいました。すると行政の久保さん、民間の千種さんがしっかりと受け止めてくれました。ちょっと怪しげな風体の二人ですが、一昨日、佐用駅に着いたところを迎えてくれたお二人です。この二人の間でもいつも侃々諤々、まちづくりについて熱い議論が交わされています。私もそこに入ると益々増幅するわけですが、やはり「外の人」の役割をします。
 久保さん所属のまちづくり課もトップの町長もよく理解していただいているようなので、民間との本音の議論もホルモンうどんが乗った鉄板を挟んで本当に熱く盛り上がります。
 朝日新聞の社説が書いてくれた「わいわい共同体」というのはまさにこういう状態をいうのですが・・・。

 まだ始まったばかりですが農村型も都市型も全国のケーブルテレビ事業者さんにはきっと勉強になるケーブルテレビのフィールドになるはずです。さらに、佐用町では地域SNSもやっていますのでこちらでも全国に投げかけるコミュニケーションの新しいかたちが生まれると思います。そのうちに私が声をかけますが、注目の地域です。

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