9月19日(金)
「津波・高潮ステーション(大阪)」
ナンバ高島屋に用があり、ちょっと出かけました。
ついでに「津波・高潮ステーション」っという所があるそうで、ナンバに行く前に寄ってみました。
地下鉄「阿波座」の近くにあります。
駅から2,3分(7番出口)で、着きます。
大阪は、埋め立てで出来ている土地なので、地盤が海より低く、津波洪水には弱い街であります。
この間まで日本一、面積の少ない都道府県だったのが、埋め立てでちょっと広くなり2番目になりました。
ちなみに最下位の香川県より、24.84平方キロメートル、広くなったそうであります。
大阪キタの繁華街、通称「梅田」も元は、埋め立て地で、「埋田」だったのが、大阪天満宮の梅の縁起を担いで「梅田」になったそうであります。
そんな大阪は、「水の都」なんて、きれいな事を言ってますが、地盤はジュクジュクで洪水などめっぽう弱いのであります。
津波などが地震で来たら、水没すると言われており、その為の対策や市民の心構えを知ってもらう為の施設なんだそうであります。
私の町は、大阪市の東にある市なので、大阪湾からの津波の心配はたぶんないかと思うのでありますが、第二寝屋川などが氾濫すると、私の家の地域のハザードマップは、危険度Ⅱ(床上浸水50cmから3m)で、あります。
そんな水害の「津波」「高潮」なんですが、違いがあるそうで・・・・
対策として「防潮堤」や「防潮扉」、「防潮水門」、そして、川に溜まった水を大型ポンプで川の外に排水をする「排水機場」があるそうであります。
様ざまな防潮水門がある中で、この「アーチ型水門」に驚かされました。
たしかに船の航行の為にアーチになっているのは想像つきますが、まさか、これが倒れて川を防ぐ役目になっているとは、大胆な発想であります。
そして巨大強力ポンプで水をくみ出すという「排水機場」。
この日、何組かの集団見学会が行われており、係員が説明をしておりました。
その中で、質問があり、なんらかの事情でこれらの設備が動かなかったらどうするかという質問に、想定していないという答えでありました。
そう、東北の地震で原発のポンプが動かなかったはずであります。
これらの設備は、防潮扉くらいは手動で動かせますが、後は電気仕掛けで作動するんですよね。
いかに自家発電が動いても、長時間は持ちこたえないでしょう。
なんか、しっくりこない気がします。
そんな津波が襲ってきたらっという体験シアターがあります。
大阪湾から津波が来て、街並みや地下街などに水が襲うシーンを横3面スクリーンと足元に映るスクリーンと振動音響で実感体験をするというシアターであります。
残念ながら、ここは撮影禁止なので、パンフレットの写真を抜き出しました。
あと、他のフロアーで東北地震・津波の様子を東北各地から自衛隊などの提供映像を流しておりました。
もう3年になりますが、当時の事がよみがえって来ます。
私は、テレビにくぎ付けで見てましたが、言葉で説明するよりも論より証拠、この映像は生々しく、唖然とするような思いでみておりました。
自衛隊の船が何波も来る波に向かって乗り越えるシーンもあり、テレビでは映っていないシーンもあり、30分くらいずーっと見入ってしまいました。
津波の速さって深さに比例するらしく、水深10mで時速36km、100mでは時速100km、500mでは時速250kmで新幹線並み、5000mでは、ジェット機並みの時速800kmにもなるそうであります。
津波の高さの世界記録は、1958年アラスカのリツヤ湾の520mだそうで、東京スカイツリーが634mなので、スカイツリーの8割くらいまで到達する高さであります。
東京の方は、スカイツリーに逃げればまだ助かるのかも・・・でも巨大波のパワーに押し潰されるかも・・・・
そんなカンジでここの施設を見ておりましたが、巨大な地震津波が来ると、助からないだろう・・なっと諦めました。
まぁ、地元のハザードマップを調べて、避難場所を一応知っておいた方がいいな・・っと思ったくらであります。
太平洋側の地域はモロ直に津波に合いますが、ここ大阪は、大阪湾に津波が入って来るまでに、四国と和歌山の間の細い紀伊水道を通り抜け、淡路島に当たって到達するので、想像では、モロ太平洋側の地域よりマシかな?っと素人的に安心したりもします。
さて、ここを出てなんば高島屋で買い物をして、ちょっと道頓堀の新しく変わったっというか、工事中の「グリコの看板」を見てきました。
いやー、相変わらず賑わっております。
ほとんど、観光客の方たちでしょうね。
昔に比べれば、外人さんの顔を多くなり、立派な観光地になってしまいましたね。
大阪の本社の主だった企業も東京に移り、商業地としての地位も危うくなる大阪でありますが、USJなど観光地としてほそぼそと生きながらえるのも、なんかさみしい気も致します。
でも、お金落をとしてくれる観光客さまは、神様なのでどんどん来て欲しいですよね。
ひったくりが多いという汚名は、なんとかしないとね橋下さん・・・
この引っ掛け橋からの道頓堀を撮影するのは、定番になりましたね。
そしてこのグリコの看板も有名になり、現在リニューアル工事中で、普通ならなんの変てつもない工事幕がおろされるのですが、観光客のために臨時でCM起用の綾瀬はるかをプリントした工事幕になっております。
ある意味では、この時期しか観れない貴重写真になるかもしれません。
一応、工事は秋ぐらいに終わるらしいので、ここを通りかかったら記念写真もイイかもしれません。
逆に、前のようなオッサンよりも、このまま綾瀬はるかにした方がいいのでは・・?っという声も聞こえる・・?ような気もします。
「ぶらり散歩」履歴インデックス
「津波・高潮ステーション(大阪)」
ナンバ高島屋に用があり、ちょっと出かけました。
ついでに「津波・高潮ステーション」っという所があるそうで、ナンバに行く前に寄ってみました。
地下鉄「阿波座」の近くにあります。
駅から2,3分(7番出口)で、着きます。
大阪は、埋め立てで出来ている土地なので、地盤が海より低く、津波洪水には弱い街であります。
この間まで日本一、面積の少ない都道府県だったのが、埋め立てでちょっと広くなり2番目になりました。
ちなみに最下位の香川県より、24.84平方キロメートル、広くなったそうであります。
大阪キタの繁華街、通称「梅田」も元は、埋め立て地で、「埋田」だったのが、大阪天満宮の梅の縁起を担いで「梅田」になったそうであります。
そんな大阪は、「水の都」なんて、きれいな事を言ってますが、地盤はジュクジュクで洪水などめっぽう弱いのであります。
津波などが地震で来たら、水没すると言われており、その為の対策や市民の心構えを知ってもらう為の施設なんだそうであります。
私の町は、大阪市の東にある市なので、大阪湾からの津波の心配はたぶんないかと思うのでありますが、第二寝屋川などが氾濫すると、私の家の地域のハザードマップは、危険度Ⅱ(床上浸水50cmから3m)で、あります。
そんな水害の「津波」「高潮」なんですが、違いがあるそうで・・・・
対策として「防潮堤」や「防潮扉」、「防潮水門」、そして、川に溜まった水を大型ポンプで川の外に排水をする「排水機場」があるそうであります。
様ざまな防潮水門がある中で、この「アーチ型水門」に驚かされました。
たしかに船の航行の為にアーチになっているのは想像つきますが、まさか、これが倒れて川を防ぐ役目になっているとは、大胆な発想であります。
そして巨大強力ポンプで水をくみ出すという「排水機場」。
この日、何組かの集団見学会が行われており、係員が説明をしておりました。
その中で、質問があり、なんらかの事情でこれらの設備が動かなかったらどうするかという質問に、想定していないという答えでありました。
そう、東北の地震で原発のポンプが動かなかったはずであります。
これらの設備は、防潮扉くらいは手動で動かせますが、後は電気仕掛けで作動するんですよね。
いかに自家発電が動いても、長時間は持ちこたえないでしょう。
なんか、しっくりこない気がします。
そんな津波が襲ってきたらっという体験シアターがあります。
大阪湾から津波が来て、街並みや地下街などに水が襲うシーンを横3面スクリーンと足元に映るスクリーンと振動音響で実感体験をするというシアターであります。
残念ながら、ここは撮影禁止なので、パンフレットの写真を抜き出しました。
あと、他のフロアーで東北地震・津波の様子を東北各地から自衛隊などの提供映像を流しておりました。
もう3年になりますが、当時の事がよみがえって来ます。
私は、テレビにくぎ付けで見てましたが、言葉で説明するよりも論より証拠、この映像は生々しく、唖然とするような思いでみておりました。
自衛隊の船が何波も来る波に向かって乗り越えるシーンもあり、テレビでは映っていないシーンもあり、30分くらいずーっと見入ってしまいました。
津波の速さって深さに比例するらしく、水深10mで時速36km、100mでは時速100km、500mでは時速250kmで新幹線並み、5000mでは、ジェット機並みの時速800kmにもなるそうであります。
津波の高さの世界記録は、1958年アラスカのリツヤ湾の520mだそうで、東京スカイツリーが634mなので、スカイツリーの8割くらいまで到達する高さであります。
東京の方は、スカイツリーに逃げればまだ助かるのかも・・・でも巨大波のパワーに押し潰されるかも・・・・
そんなカンジでここの施設を見ておりましたが、巨大な地震津波が来ると、助からないだろう・・なっと諦めました。
まぁ、地元のハザードマップを調べて、避難場所を一応知っておいた方がいいな・・っと思ったくらであります。
太平洋側の地域はモロ直に津波に合いますが、ここ大阪は、大阪湾に津波が入って来るまでに、四国と和歌山の間の細い紀伊水道を通り抜け、淡路島に当たって到達するので、想像では、モロ太平洋側の地域よりマシかな?っと素人的に安心したりもします。
さて、ここを出てなんば高島屋で買い物をして、ちょっと道頓堀の新しく変わったっというか、工事中の「グリコの看板」を見てきました。
いやー、相変わらず賑わっております。
ほとんど、観光客の方たちでしょうね。
昔に比べれば、外人さんの顔を多くなり、立派な観光地になってしまいましたね。
大阪の本社の主だった企業も東京に移り、商業地としての地位も危うくなる大阪でありますが、USJなど観光地としてほそぼそと生きながらえるのも、なんかさみしい気も致します。
でも、お金落をとしてくれる観光客さまは、神様なのでどんどん来て欲しいですよね。
ひったくりが多いという汚名は、なんとかしないとね橋下さん・・・
この引っ掛け橋からの道頓堀を撮影するのは、定番になりましたね。
そしてこのグリコの看板も有名になり、現在リニューアル工事中で、普通ならなんの変てつもない工事幕がおろされるのですが、観光客のために臨時でCM起用の綾瀬はるかをプリントした工事幕になっております。
ある意味では、この時期しか観れない貴重写真になるかもしれません。
一応、工事は秋ぐらいに終わるらしいので、ここを通りかかったら記念写真もイイかもしれません。
逆に、前のようなオッサンよりも、このまま綾瀬はるかにした方がいいのでは・・?っという声も聞こえる・・?ような気もします。
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