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「(京都) 梅小路、西本願寺、二条城、本能寺と歩きました」2012.04.07.

2012年04月09日 00時57分02秒 | ぶらり散歩
2ケ月に一度、血圧の薬を貰いに行く月であります。
午前中に診療所に行き、この後、京都の「梅小路蒸気機関車館」へ行ってみようと思います。

最寄りの駅は、京都駅なのでJRで行きます。
でもJRは、運賃が高いのが難点であります。

いつも行く、ここの診療所の近くの駅である「千里丘」駅から出発致します。
この「千里丘」駅から「京都」駅迄の運賃は、\540であります。

この金額もおかしなもので、「大阪」駅から「京都」駅まででも\540であります。
ちなみに、「千里丘」駅から「大阪」駅までの運賃は、\210であります。

だから、JRはあまり好きではないんでありますが、仕方がないです。
っと、思って駅まで行き、そばにある金権ショップをちょっと覗いてみると、なんと「千里丘」駅から「京都」駅迄、\350の切符が、あるじゃありませんか。

通常運賃より\190安い。
この金権ショップが安くしているのではなく、JR西日本の「昼間特割きっぷ」っという回数券の事なんですね。

知らなかったんですが、これは、平日10時から17時までに改札を通るのが条件であります。

また、土日祝については、時間制限はないそうであります。
ただし、回数券なので12枚綴りであって、有効期限が3ケ月以内という制限があります。

しかし、金権ショップでは、バラで販売(自動販売機)しているので、私は、1枚だけ買いました。

これは、お得であります。
ただし、この制度は関西の京都、神戸、大阪などの決まったルートなので詳しくは下記のサイトを参照してみてください。


  「ウィキペディア(昼間特割きっぷ)」

    「JR昼特きっぷについてのサイト」

っと云う事でJRの「京都」駅に着きました。

東側から見た京都駅


         西側から見た京都駅
         

JR京都駅は、数年ぶりであります。
目の前の京都タワーに、帰りに来ようと思っていたんでありますが、結果的には行けなくて、またの機会に致します。

ちなみに、この京都タワーは、ロウソクの形だと私も思っておりましたが、京都の街を照らす灯台なんだそうであります。



You Tube「上空南から北へ、京都駅と京都タワー(41秒)」

さて、ここから西へ「梅小路公園」に向けて歩いて行きます。
バスも出ておりますが、基本的には、私は歩きます。

15分くらい歩きますと、「梅小路公園」に着きます。
この日は、絶好のお天気日より(4月2日)で、公園では家族連れが多く、お弁当を食べている風景が多く見られました。

ポカポカと汗ばむくらいの陽気で、桜もちらほらと咲いている木もありました。

         



桜の木の向こうに見えるのが、先月オープン致しました「京都水族館」であります。
「梅小路蒸気機関車館」を見たら、こちらの水族館に行くつもりであります・・が。

         



公園を突き抜けると、「梅小路蒸気機関車館」の看板が見え、「旧二条駅舎」の建物から中へ入ってまいります。

         



         

この駅舎は、1904年に建てられ、1996年高架工事に伴い、新しい駅が出来た為、1997年にここへ移築され、京都市の指定有形文化財になったそうであります。



         



「出札事務所」昔は、硬券が使われていて、日付のスタンプを印字していたんですよね。
思い出のある硬券は、昔、北海道の帯広からエリモ岬に行く線で、「愛国」駅から「幸福」駅に行く切符が流行り、当時、幸福駅に行ったんですよね。

あの切符どこへ行ったのやら、思い出してしまいます。

         



これは、余部鉄橋の模型ですね。
個人的に鉄っちゃんじゃないんですが、ジオラマとか、こうゆう模型を観るのが好きで、ちょっと撮ってみました。

この橋は、兵庫県の日本海のすぐ近くにある絶景の鉄橋で有名でしたよね。
この鉄橋を造ったいきさつは、当時トンネルで鉄道を通したかったのでありますが、お金がかかるという事で、鉄橋案が出て来たんであります。

しかし、海から近く、腐食する為、コンクリートにする案が出て来たんでありますが、当時は、コンクリートの橋は最新技術で前例がないという事になり、鋼製のトレッスル橋になったそうであります。

工期は1906年12月から1912年3月、ちょうど100年前に完成したんですね。
橋長304.42m,高さ41.45mだそうであります。

         



         



         



次もジオラマですが、ここ梅小路機関区は、京都駅終着と始発の列車や京都駅経由の長距離列車の蒸気機関車中継基地だったそうであります。

1946年の全盛期のジオラマであります。
鉄っちゃんならずとも、転車台で回転する機関車を実際にみたいものですね。

         



         

この建物の裏側が、実物の扇形車庫とSLたちであります。
そして、「スチーム号」として実際の蒸気機関車に乗れる発着場があります。

SLっと普通に使っている名詞は、Steam Locomotiveの頭をとってSLと呼ぶのだそうであります。

外に出ると、扇形の倉庫と転車台がドーンと視界に広がっております。



左から右にパノラマみたいに3枚撮ってみました。
1914年に建設された扇形車庫で、2004年には、国の重要文化財に指定されたそうであります。

         



         

これが転車台であります。



ここに機関車が載って方向転換するんでありますが、残念ながら見られませんでした。
2016年にリニューアルをした時、この転車台に乗っている姿が見れました。


   YouTube「SL転車台だけのショートバージョン」京都鉄道博物館2016.10.12.


でも、実際に見る方が迫力がありますよね。
ちなみに、「スチーム号」の3回目の15:30からの運転の後、石炭や水の補給の為にこの転車台に乗るそうなので、見られるという事であります。

この転車台の近くから、ぐるーと360度その場で回転しながら撮った映像がこれであります。

  You Tube「梅小路機関区を360度ぐるっと撮りました(54秒)」    

車庫の方に行きます。
この扇形車庫の端から端まで、歩いて撮ってみます。

  You Tube「扇形車庫内を端から端まで撮ってみました(1分22秒)」

車庫内に入ります。



         



         



         



この機関車は、D52468であります。
ちなみに、このDと言う意味をご存知でしょうか?

私も知らなかったのでありますが、動輪の軸数を指すんだそうであります。
つまり、Dだと4軸、Cだと3軸であります。

その後の52っと言うのは、炭水車付きで、50~99までが、炭水車(石炭と水の別車両を連結している)、10~49までは小型なのでタンク式になり本体に搭載する方式だそうであります。

その後の数字は製造順に付けられているそうであります。

         

「運転室」であります。
ちなみに、蒸気機関車が(D51の場合)、1km走行するのに石炭が約40kg、水は100リットルいるそうであります。

だから、炭水車がないと長距離が走れないんですよね。
それにしても、なんと効率が悪い事か・・・・



         

この機関車、天皇や皇后が乗るお召列車かと思ったんでありますが、説明文では、中型の客貸兼用の機関車と書いてあるだけでしたね。



         

外にも展示車両があります。



         



         「広場から見た車庫」

         

一般人が乗れる「スチーム号」であります。
ここが発着所で、バックして1km、10分くらい走って戻って来ます。
機関車は、数種類が使われるそうであります。



         



         

  You Tube「SLスチーム号の発車風景(1分27秒)」

昔、幼い頃、大阪市都島区に住んでいた時、近くに貨物(城東貨物)の操作場があって、機関車から、もくもくと黒い煙をはいていたのを覚えております。

また、父の田舎に遊びに行く時に、福知山線で蒸気機関車の列車に乗ってよく行ったのも思い出します。

福知山線は、トンネルが多くて、トンネルに入ると、毎回窓を閉めないと、煙が入って来るんですね。

そんな、懐かしい思い出を感じながら、今回観ておりました。











  「梅小路蒸気機関車館」    

この後、予定をしていた「京都水族館」に行こうと、公園を歩いておりましたら、まぁ、結構、入場券を求める列が長い事、前売りとかコンビニで買った人や再入場者の人は、横からスルリっと入って行きました。

これは、うかつでした。
でも、春休みとあって凄い人には違いありません。

並ぼうかなっとも思いましたが、今度、ゆっくりと、空いているときにでも行く事にします。



         

時間は、二時過ぎなんですが、さてどこへ行こうかと思い、「二条城」に行ってみようと思い、テクテクとぽかぽか陽気の中、歩いていく事に致します。

堀川通りを北に進むと、「西本願寺」がドーンとあります。
デカイし、広い、通称「西本願寺」で親しまれている龍谷山本願寺。

親鸞聖人によって開かれた浄土真宗で、当初、親鸞のお墓があった東山にあったのが、転々としてこの地に落ち着いたそうであります。

豊臣秀吉が、1591年に寄進したそうであります。1994年には、世界文化遺産に登録されたと看板に書かれておりました。




         



         



ここから、結構歩きます、予定外の行動なので、こちらの地図を持って来てなかったのでありますが、うる覚えで、堀川通りだと思っていたら、やっと着きました。

梅小路から一時間くらい歩いたでしょうか?
汗ばんで来ました。

         

「二条城」は、豊臣秀頼をここへ呼びつけた事と慶喜が大政奉還をしたくらいしか、知らないのでありますが、その後、朝廷に渡して、「離宮」っという名が付いてるんですね。



         

とにかく、外人の多いこと、半分くらいいるでしょうか?
お国も様々な言葉が飛び交っており、たぶん、ツアーなんでしょうかね。

たぶん、観てもわからないと思うんですが、外国語の音声ガイドを聞いてらっしゃる人も多いでした。

ここが、メインの「二の丸御殿」であります。
慶喜が大政奉還を発表した大広間や家康が秀頼と会見した部屋など、結構廊下を歩いて見学します。




         



二の丸御殿」を出ると西側に「二の丸庭園」があります。

         



         



         

「二の丸庭園」を西に行くと、内堀があり本丸に通じる東橋が見えて来ます。



         この階段の上に天守閣跡があります。

         

天守閣跡から見た「本丸御殿」であります。



         本丸を西橋から出て、お堀を見たところであります。

         













  「元離宮二条城」

You Tube 「上空からの二条城(48秒)」

もう夕方になってまいりました。
ここから、御池通りを歩いて、京阪電車の「三条」駅まで行きます。

途中で、あの織田信長が明智光秀に殺された「本能寺」に寄ってみます。
京都市役所の前が御池通りで、向かいの「寺町」商店街の中にあります。



         



本能寺の入り口の字が「大本山本能寺」となるはずが、能の字の「ヒ」の処が「去」になっています。

何度か焼き討ちにあっている為、「火が去る」という意味だそうであります。
この場所は、当時の場所じゃなくて、秀吉が1587年にここへ移す命をしたとされております。

         



         



これが、信長公廟であります。

         



         



         



         

さて、目の前が鴨川で、この橋を渡ると「三条」駅であります。
鴨川沿いには、カップルなどが等間隔で座っている風景はお馴染みであります。



         

本日歩いたコースは以下の通りでございます。



本日朝9時頃出発して、帰宅は18時半でありました。
万歩計による歩いた歩数は、27,138歩、12,210m、861.1kalでありました。

経費は、JR\900、京阪電車\400、診察料\1,460、薬代\5,180(血圧の薬、倍に増やしました)、梅小路蒸気機関車館の入場料\400、二条城の入城料\600、ホッカ弁\820で合計\9,760でありました。
 




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