「久保修 切り絵の世界展(紙のジャポニズム関西篇)」
切り絵とは面白そうなので、梅田にあります阪急うめだギャラリーへ観に行って来ました。
入口付近
出口付近
まぁ、どうみても切り絵とは思われない細密さで、版画のコントラスさ、ジオラマのような立体感、そして、ステンドグラスのような色彩がそれぞれ合わさっているような感じがして、この方の独特の世界観を醸し出しているような気が致します。
近づいてみると、切り取り部分が手作りだとわかります。
でも、離れて観るとぜんぜんわかりません。
2006年作「盛夏」
Times Square,NY
2011年作「明石鯛」
ビデオコーナーがあって、製作中の様子が映し出されているんですが、まぁ、細かい作業の連続で、根気のいる作業であります。
もともと学生時代の建築科にいた時からこの切り絵を始めたそうで、独学で自分の世界観を作品に造られたそうであります。
手先も器用で、プラモデルなんかも好きで造っていたという事でございます。
大阪の街の作品もいっぱいあって、親しみが湧きます。
私の家の近所の鴻池新田会所なんかもありました。
開催期間も短くて、明日18日までだそうです。
お近くの方は、一度行ってみられてはいかがでしょうか?
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