「ホキ美術館名品展」であります。
超細密画と言いましょうか、超写実絵画展であります。
以前からこのホキ美術館の事は、気になっていたのですが、今回、大阪に巡回展をしたそうで、楽しみにして行きました。
ホキ美術館は、千葉市にあるという事で、ちょっと、関西からでは遠いので、諦めていたんですが、地元で観られるなんてラッキーであります。
普通、絵画っていろいろ講釈を垂れる方もいらっしゃって、難しいと思われる方も多いと思いますが、この絵画は、論より証拠、誰が観ても、「凄い・・!」っと驚く事でしょう。
どう観ても写真に見えるような色彩の写実、凄いの一言であります。
このホキ美術館は、館長の保木将夫氏が、写実絵画の魅力の虜になって収集、また画家さんたちを育てているそうであります。
もともとは、文具小売業を営んでいた方だそうであります。
超細密画は、ちょっと離れてみると写真展のような気がしますが、5cmくらい近づくと絵の具やタッチがわかり、絵なんだと気がつきます。
モノクロの絵は、ホント写真のようで驚きます。
昔の西洋画で、ルーベンスとか静物画などの写実画などは、タップリと絵の具が山になるくらい載っておりますが、こちらの絵は、薄く延ばしたカンジでしょうか?
まぁ、でも驚きますね。
たいがい美術館では、女性が多いのでありますが、こちらは、男性が多く感じられましたね。
男性に人気があるんでしょうか?
たぶん、モデルの女性の絵も多く、美人画なんですが、それ以上に、肌の質感や、みずみずしさ、柔らかさが男性の心を打たせるからなんでは、ないでしょうか?
森本草介 1998年作 「横になるポーズ」
島村信之 2010年作 「響き」
青木敏郎 2009年作 「椿・レーマ杯・染付皿」
五味文彦 2008年作 「ひとみ」
五味文彦 2010年作 「林檎のある静物」
生島浩 2005年作 「Card」
野田弘志 1998年作 「掌を組む」
こうゆう細密画は、好きなんでありますが、なぜか、心に残らないと言うか、あまりにもリアル過ぎて、写真展を見ているようで、絵の奥行きと言うか、幅が感じられないと申しましょうか?ちょっと、妙な感覚が致します。
ちょっと、違うかもしれませんが、CGのリアルさと似ているかもしれません。
写真というのは、見たまんま、そのままの姿ですよね。
絵画というのは、その画家さんたちが、思いを込めて、自分が見た主観で描いているので、それが観客に想像させ、楽しむのが、奥行き、幅のような気がするんですが、この細密画では、立体感がなく2Dのような気がします。
中には、スーラのような極小点描写でリアル感を出されている絵?もありましたが、やっぱり、これは観る側の好みなんでしょうね。
しかしながら、一作一作に、長い時間、一年に一作くらいでしょうか、かなり根気と情熱がないと描けないでしょね。
関西の方は、今月30日までだそうで、この機会に一度、行かれてみてはいかがでしょうか?
「ホキ美術館」HP
「ぶらり散歩」履歴インデックス
超細密画と言いましょうか、超写実絵画展であります。
以前からこのホキ美術館の事は、気になっていたのですが、今回、大阪に巡回展をしたそうで、楽しみにして行きました。
ホキ美術館は、千葉市にあるという事で、ちょっと、関西からでは遠いので、諦めていたんですが、地元で観られるなんてラッキーであります。
普通、絵画っていろいろ講釈を垂れる方もいらっしゃって、難しいと思われる方も多いと思いますが、この絵画は、論より証拠、誰が観ても、「凄い・・!」っと驚く事でしょう。
どう観ても写真に見えるような色彩の写実、凄いの一言であります。
このホキ美術館は、館長の保木将夫氏が、写実絵画の魅力の虜になって収集、また画家さんたちを育てているそうであります。
もともとは、文具小売業を営んでいた方だそうであります。
超細密画は、ちょっと離れてみると写真展のような気がしますが、5cmくらい近づくと絵の具やタッチがわかり、絵なんだと気がつきます。
モノクロの絵は、ホント写真のようで驚きます。
昔の西洋画で、ルーベンスとか静物画などの写実画などは、タップリと絵の具が山になるくらい載っておりますが、こちらの絵は、薄く延ばしたカンジでしょうか?
まぁ、でも驚きますね。
たいがい美術館では、女性が多いのでありますが、こちらは、男性が多く感じられましたね。
男性に人気があるんでしょうか?
たぶん、モデルの女性の絵も多く、美人画なんですが、それ以上に、肌の質感や、みずみずしさ、柔らかさが男性の心を打たせるからなんでは、ないでしょうか?
森本草介 1998年作 「横になるポーズ」
島村信之 2010年作 「響き」
青木敏郎 2009年作 「椿・レーマ杯・染付皿」
五味文彦 2008年作 「ひとみ」
五味文彦 2010年作 「林檎のある静物」
生島浩 2005年作 「Card」
野田弘志 1998年作 「掌を組む」
こうゆう細密画は、好きなんでありますが、なぜか、心に残らないと言うか、あまりにもリアル過ぎて、写真展を見ているようで、絵の奥行きと言うか、幅が感じられないと申しましょうか?ちょっと、妙な感覚が致します。
ちょっと、違うかもしれませんが、CGのリアルさと似ているかもしれません。
写真というのは、見たまんま、そのままの姿ですよね。
絵画というのは、その画家さんたちが、思いを込めて、自分が見た主観で描いているので、それが観客に想像させ、楽しむのが、奥行き、幅のような気がするんですが、この細密画では、立体感がなく2Dのような気がします。
中には、スーラのような極小点描写でリアル感を出されている絵?もありましたが、やっぱり、これは観る側の好みなんでしょうね。
しかしながら、一作一作に、長い時間、一年に一作くらいでしょうか、かなり根気と情熱がないと描けないでしょね。
関西の方は、今月30日までだそうで、この機会に一度、行かれてみてはいかがでしょうか?
「ホキ美術館」HP
「ぶらり散歩」履歴インデックス