グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

17-21日 週間米株式市場、金利、商品等の動向

2016年10月23日 | 資産運用
過去一年間の米国株式市場の動向並びに先週の展開の比較

アメリカ地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
DJIA 18,145.71 -16.64 -0.09% -0.63% 2.83% 10/21/2016
S&P 500 2,141.16 -0.18 -0.01% -1.09% 3.18% 10/21/2016
NASDAQ 5,257.40 15.57 0.30% -0.91% 4.48% 10/21/2016

Index Started Week Ended Week Change % Change YTD %
DJIA 18138.38 18145.71 7.33 0.0 4.1
Nasdaq 5214.16 5257.40 43.24 0.8 5.0
S&P 500 2132.98 2141.16 8.18 0.4 4.8

上記の動向から推察できることは昨年から今月までの%と今年の%に微妙な変化が読み取れます、NASDが前年の成長過程よりも他の2指数と同様な%で上昇していることです、昨年比較的に数値に問題が存在したDJIAが正常な上昇を示し始めセクター別のばらつきがなくなり大統領選挙を控えてバランスのとり選挙のイムパクトを正確に観測したいとの市場、投資家の動向を示していると感触です:

通貨市場に変動が所見されます、米の連銀の高官が年内の政策金利の引き上げは必要でありドルはすべての主要通貨に対して上昇しています、目につくのはユーロの動向です、対ドルレートは1.08の水準まで下降しています、ちなみに52週のレンジは1.05-1.16です。金利先物市場の観測数値は12月の引き上げは69.9%に上昇しています:

債券市場の動向に関しては比較的に冷静なスタンスであり長期金利の指標となる10年債のイールドは先週の1.78、先月の.63%より上昇し1.72-73%となりました:


株式市場は決さん報告が始まり来週から大量な数値が出ます、今のとAXP,GE,GS,IBM,JNJ,MSFT、MCD,UNH,VZ等の大型銘柄は市場予測を上回る数値を出しているようです、しかしながら市場には買い上げムードは「あまりなく、テツク関連が比較的関心がもたれているようです:

商品市場の展開は先物市場を観測すると:

CRB数値は依然tして200以下であり活性かしているとは言えません:
エネルギー分野ではWTIクルードが$50.85、ブレンドクルードは$51.78、ガソリン$153.14、天然ガス $2.96,ヒーテングオイルは冬季に入るので$157.40と上昇気味です、ここの所シエールガスのリグの稼働数が原油価格$50.の水準となりシエール生産の損益分岐点を越し始めており増加傾向が顕著です: 米国では原油の輸入はゼロになるでしょう。

一時は$1350近辺まで値上がりしていた金の相場大幅に過去2-3か月下降し$1249-1251のレベルです、金市場で古い金貨市場が非常に好調です、1800年代の米国ドルの金貨市場は活生しており筆者も購入を考慮中です:穀物市場は一時豊作のニュースで価格が下降しましたがこれも消費物価の上昇を抑えている要因の一つかもしれません、FRBが最大関心のCPIの今後はエネルギーの動向になる、季節的な要因が重要な数値となるでしょう:






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