気がついたらテレビドラマばかり観ています。特に韓国・中国製が字幕もついて面白いのです。更にNHKの洋画も見逃せなくて、という毎日。
でもなにか虚しいです。
昨日ふと昔購入した英文雑誌をとりあげたら、衰えたと思っていた読解力が健在なので、ページをおけなくなりました。
英語と言えば私は、会話はからきしダメなので、読むだけです。
その読解力は10代から沢山の時間と執念をかけて獲得したもので、やっと50代になって英文読みの面白さを知ったのです。それは私にとってかけがえのない体験でした。
一体読書でも外国語を読むということは、私には特別の根気と集中力を求められます。そうして読んだあとの充実感が捨てがたいですね。
今の老眼鏡で細かい字が読めるのが有り難いと思わなくては。コンサイス英和辞典の文字はもっと細かいので、40年ほど前に妻が市中の眼鏡店で買って来てくれたニコンの拡大レンズが役に立っています。
昔書いた物を読み返したりして、あのころの私は、確かに人生にひたむきになれるほどの歓びを持っていたなあ、と思います。
今はなにもかも退化してしまった私という現実を見つめながら、残された時間でその歓びをもう一度手にしたいものだと思っています。
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