東京絵の具

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自転車北海道一周 番外編

2011年08月17日 | 北海道
温泉に泊っていたので、本日は7時に起きて朝風呂をして、朝食を食べる。
北海道一周を終えたので、気分的にいつもと違って余裕がある。

9時前に出発して、白老町にある日本の滝100選に選出されている「インクラの滝」に向かう。
北海道初日に行こうとして、パンクを回避するために通り過ぎた場所のリベンジである。
舗装されていない砂利道が続き、以前のタイヤであれば、確実に危なかった。

民家も無く、産業廃棄物処理場があっただけで、とにかくいつ熊が出てもおかしくない場所。
展望台からは少し滝が遠いかなという感じ。滝壺までの経路は、土砂崩れで通行止めだった。
これで、北海道にある日本の滝100選の北海道6滝は制覇した。全国を入れると92滝目。


滝を見た後は、コンビニで水道を貸してもらい、久しぶりに自転車の掃除をした。

そして、白老町の社台駅から輪行(自転車を袋などに入れて運ぶこと)して洞爺駅まで行く。
洞爺駅は乗り換えだけで1度降りました。洞爺湖は今回の旅で行っているので、ホームにある
洞爺湖サミットの開催記念碑を撮影。このサミットで洞爺湖の名を知った。


そして、以前から1度来てみたかった室蘭本線の「小幌駅(こぼろえき)」に到着。
この駅は、電車でしか来ることができない駅で、降りても民家も何もなく、海がある
ぐらいなもので、こちらの「秘境駅へ行こう!」サイトでは日本1位の秘境駅に認定されている。

輪行している自転車と共に1人降りる。当然、降りる人はいない。
仮にいたとすれば、恐らく私と同じような趣味を持った人だ。


防水ケースに入れられた旅人のノートがあった。電車好きであれば、この駅はある意味聖地。


電車を降りてから約3時間は次の電車がなく、ゆっくりと過ごすことにした。


2007年近くまで、約20年近く住みついていた「小幌の仙人」跡地。1度お会いしたかった。


駅員用の詰所がある。窓の外から撮影。


そして、小幌海岸まで下ってきた。


海岸には、岩屋観音(小幌洞窟遺跡)が鎮座しています。


巌屋観音庫裡と書かれた建物も。岩屋観音の祭りで使われるらしい。


こちらは観音とは別の道を下りた場所にある海岸。たまに泳ぎに来る人がいるらしい。


そして、海岸で波音を聞きながら、ぼんやりとして時間が過ぎるのを待った。
本当に何もない駅で、1度くらいは訪れてみて、ある意味良かったと思う。
小幌駅のワイド画像はこちら


続いて、また電車に乗って苫小牧方面に戻る。そして、本日の25時30分の便で
関東に帰ることにした。フェリーまで時間があったので、苫小牧駅周辺にある
ゲームセンターで久しぶりに文明を楽しむ。国道沿いにあるお好み焼き屋が
遅くまでやっていたので食べた。北海道、ご飯が注文できるんだなぁと感動。



そして、フェリーの時間になったので乗り込む。深夜便なので、運ちゃんが
利用するケースが多いので、カーテンに仕切られた個室ベットの部屋だった。
夏の繁忙期の時期もあり、帰るのに約20,000円近くかかりました(*_*)

北海道を離れていくことに寂しさを感じながら、フェリーは関東に進みだす。



約7時間ほど熟睡して起きた。クーラーの利いた部屋で安心して寝られるのはありがたい。
携帯の電波が入る時も多かったので、携帯ゲームなんかをしながら時間を潰して、そして、
18時間15分ほどかけて、茨城県の大洗港に到着。関東はやっぱり暑い。それはすぐ感じた。

20時前に着いたので、大洗駅から電車に自転車を乗せる輪行をした。


最後は常磐線で上野駅まで進み、これ以上は人が多すぎて輪行は不可能と感じたので上野
からは自転車に乗って帰ることにした。皇居の外堀や、新宿のネオン街、何もかもが懐かしい。
下記の写真は上野駅の交番。


夜の1時前には自宅に着き、久しぶりに慣れた布団でゆっくりと寝た。

もう、2度と経験することがない自転車で北海道一周旅行。旅は終わってしまったが、
今度は自転車以外で必ず訪れたい。それほど、魅力のある土地でした。

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