東京絵の具

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太山寺

2023年12月02日 | 徳島県

住所:徳島県板野郡上板町神宅大山14-2
備考:四国別格二十霊場第一番札所

大山寺(たいさんじ)は、真言宗醍醐派の寺院。
6世紀前後創建で、阿波国最初の仏法道場と伝わる。
1000年以上前からある古道観音道もある。

トップ画像の山門(仁王門)は、室町時代作と伝わる仁王像が立っている。
仁王門から約260段の階段を上がるのもよし、そのまま寺院付近まで車で行くのもよし。

鐘楼門。1830-1868建築。


本堂。登録有形文化財。1661-1751建築。

大師堂:1863建築、回廊:1830-1868建築。

別荘みたいな信徒会館。

また、良縁のご利益で広く知られる。

江戸時代から続く、毎年1月第3日曜日の「力餅」は、大鏡餅(86キログラム)を
載せた三方(合計169キログラム)を抱えて歩く距離を競う行事。

原哲夫さんが書く花の慶次に似ていると一瞬思った。

寺院は大山(標高691.3 m)の中腹の標高450 mあたりにある。
山頂からの眺望は「徳島百景」の一つのようだ。

枝垂銀杏は、弁慶が兵糧のギンナンを植えたという逸話から「弁慶銀杏」と呼ばれる。

四国八十八ヶ所の地蔵寺のイチョウは最盛期だったが、太山寺はけっこう散っていた。

ここに車で来るまでに、けっこう細い道を上がることになるので運転に気を使う。

しかし、山自体は紅葉できれいだった。

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