所在地:徳島県三好市東祖谷下瀬109
栗枝渡八幡神社(くりしどはちまんじんじゃ)。
栗枝渡(くりすど・くりしど)がキリストに近いことや、古代ユダヤと関係が
あった説のある美馬市の白人神社から遠くないことからキリスト渡来説が残されている。
戦前前は、剣山に登る前には必ずお参りが必要だったという。
また、社業は徳島県の天然記念物に指定されている。
平家伝説との関わりがある祭礼用衣装が三好市の有形民俗文化財に指定されている。
安徳天皇の命日と伝わる旧暦8月15日に、毎年秋祭りが開催される。
天皇家の十六花弁菊花紋のハッピなどを着て、天狗面、神輿、山車、鳴り物、
顔におしろいをするなど、独特の祭りとなっていて、約1000年以上も伝わっている祭りだという。
安徳帝の御陵があるので、鳥居を立ててはならないという掟がある。
拝殿の瓦には、天皇家の十六花弁菊花紋がついている。
境内には安徳天皇を火葬したと伝わる「安徳天皇御火葬場」がある。7歳で病没。
※安徳天皇は、山口県下関市の壇ノ浦で崩御されたとされるが、
剣山まで平家と共に逃げのびた説があり、もともと鶴亀山と呼ばれていたが、
三種の神器の「叢雲の劔」を携えていたので、鶴亀山が剣山になったとも。。