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瑞龍寺

2014年02月18日 | 中部
総門 [国指定重要文化財]

所在地:富山県高岡市関本町35 曹洞宗

瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、加賀藩第2代藩主・前田利常が開基した寺院で、仏殿、法堂、山門の3棟が
近世禅宗様建築の代表作として、1997年に国宝に指定されている。富山県唯一の国宝である。

山門 [国宝] 下層には金剛力士(仁王)像を安置、上層内部には釈迦如来と十六羅漢像を安置する。




仏殿 [国宝] 万治2年(1659年)の竣工。

いつの時代になっても姿をほぼ変えない寺院であり、深々とした雪の中に静かに建つ寺院は、
自分の心を浄化してくれるような感じがした。瑞龍寺は、日本でも指折りの寺院です。




法堂 [国宝] 明暦元年(1655年)の建立。




回廊


大庫裏 [国指定重要文化財(北回廊の一部として)]




禅堂(僧堂) [国指定重要文化財](延享3年(1746年)に焼失したが直後に再建)や、
大茶堂 [国指定重要文化財]などもあり、人間の体に見立てて寺院が立っている。
浴室と西浄は現存していない。


八丁道(はっちょうみち)は、高岡の開祖である加賀藩2代藩主前田利長の墓所である「前田利長墓所」と、
その菩提寺である高岡山瑞龍寺とを東西に結んでいる。長さが八丁(約870m)であることから名付けられた。


前田利長墓所 [国指定史跡] 周囲は石柵と濠に囲まれている。


大名の墓としては日本一と言われる高さ11.9メートルの石塔(地表面から石塔の笠までの高さ)。

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