所在地:勝浦郡勝浦町大字星谷字大明神45
星谷寺(しょうこくじ)は、、高野山真言宗の寺院。本尊は十一面観音。
四国八十八箇所第19番札所立江寺の奥の院である。
792年(延暦11年)に空海が創建したと伝わる。
現在は無住の寺院で鶴林寺が管理している。
その昔、人々に災禍をなしていた悪星を空海(弘法大師)が法力で地上に
引き下ろしてこの岩屋に封じこめたところ、悪星が石と化したため、この石を
祀ったといわれている。
岩屋の中から見る「裏見の滝(不動の滝)」があり、その岩の外壁には「瀧之不動尊」と
呼ばれる不動明王が刻まれている。
・仏陀石
星の岩屋からさらに西へ約1.4km行った車道から石段を約20m下ったところにある。
弘法大師が、山上に光輝くものを見た。これを縁起に後世の人々が巨岩の上に
73体の石仏を刻んで安置したという。