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太平山 芳林寺

2010年04月14日 | 埼玉県
太田道灌

在地:埼玉県さいたま市岩槻区本町1-7-10

静岡県藤枝市洞雲寺の末寺で、本尊は釈迦如来が安置されている。
開山は覚翁文等で、文禄四年(1595年)に没したと伝えられる。

太田三楽斉資正公が東松山の地蔵堂から太田道灌公の遺骨を当地に移し、
その後太田氏資公が母・芳林妙春尼の追福のため寺名を芳林寺としたと伝わる。

境内墓地には永禄十年上総国三船台で討死した城主太田氏資公や高力正長公の
宝筐印塔があり、開山堂には太田道灌公と高力正長公らの位牌を祀っている。


太田道灌公騎馬像(平成19年に完成)
太田氏ゆかりの寺院として、騎馬像と併せて二基が境内にある。
更に岩槻区役所前にも太田道灌像があり、岩槻区は道灌像が三基あることになる。


太田氏資霊廟(太田氏資宝篋印塔)。太田道灌霊廟、芳林妙春尼霊廟もある。
砂岩の宝筐印塔は珍しい。

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