備考:国指定史跡
渋野丸山古墳(しぶのまるやまこふん)は,徳島県徳島市
渋野町三ツ岩(みついわ)・学頭(がくとう)にある古墳。
形状は前方後円墳。渋野古墳群を構成する古墳の1つ。
徳島県では最大、四国地方では第2位の規模の古墳で、
5世紀前半(古墳時代中期前半)の築造と推定される。
徳島県域では、古墳時代前期は主に鳴門・板野地域や気延山地域で古墳が
築造されていたが、前期後半頃から勝浦川下流域にも古墳が築造されるようになり、
中期前半になって畿内色の強い大規模古墳である本古墳が築造されて、
本古墳を最後に前方後円墳の築造は終えるという様相を示す。
古墳総長:118メートル
周辺には、天王の森古墳・新宮塚古墳・花折塚古墳・マンジョ塚古墳などがある。