東京絵の具

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大谷寺・平和観音

2011年03月19日 | 関東
所在地:栃木県宇都宮市大谷町1198
・坂東三十三か所観音霊場 第19番霊場

大谷寺810年に弘法大師により開基と伝えられる古刹で、弘法大師が大谷石の岸壁に
刻んだといわれる日本最古の石仏である千手観音菩薩立像や、釈迦如来坐像、
薬師如来坐像、阿弥陀如来坐像が壁面に刻まれており、日本初の特別史跡、
重要文化財の二重指定がされました。観音堂に入るとセンサーで入場者を
検知すると自動的に音声による解説が流れます。内部は撮影が禁止されて
いるので画像はありませんが、窟内に掘られた像は驚くこと間違いなしです。
西の国宝・臼杵磨涯仏(大分県)に対し、東の磨涯仏として知られています。

江戸時代初期には、徳川家康の長女・亀姫が天海大僧正の法弟・伝海僧正による
中興を援助し、現在の大谷寺の基盤を作った。伝海僧正は上野・寛永寺(徳川家の
菩提所)の開山であるため、以来大谷寺は寛永寺に属し、徳川家の保護のもとに繁栄した。


約26m93cmの自然平和観音像。

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