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自転車北海道一周 6日目 松前町~奥尻島

2011年07月15日 | 北海道
昨日は酒を飲んだのもあり6時間近く寝れた。天気が良くて、目覚めが気持ち良く、
時折聞こえるウミネコの声が波音と混じりあい心地よかった。

本日は松前町の観光。松前藩の城下町として政治・経済・文化の中心地として
栄えた街で、北海道では唯一の城下町である。松前城は別名で福山城とも呼ばれる。



本丸御門は国の重要文化財に指定され、旧城内一帯が国の史跡に指定されている。


本丸表御殿玄関(北海道有形文化財)


城下町




龍雲院は1625年(寛永2年)に開かれた寺院で、戊辰戦争の戦火をまぬがれ、
本堂・庫裏・惣門・鐘楼及び土蔵は、国の重要文化財に指定されています。






法源寺山門も国の重要文化財に指定されています。


法憧寺は松前家の菩提寺で、松前藩主松前家墓所がある。松前藩の始祖、武田信広から
19代にわたる藩主、その室や子などが眠る墓所で、55基の墓碑が並んでいる。国指定史跡。




松前神社は松前藩の始祖・武田信広を祀る。


松前藩屋敷では、北前船が行き来し、栄華を誇った幕末の松前を再現している。
近江商人の家、ニシン漁の番屋など、約14棟の建物が並んでいます。




実は今回の旅行で坊主頭にして出かけた。頭も日焼けするのか、シャワーを浴びると頭が痛かった。


松前城の観光を終え、再び走り出した。北海道最西端であり、日本最大の無人島で、
一般人は上陸不可能な渡島大島や、北海道最南端の渡島小島を横目に、穏やかな
海沿いの道を走る。しばらくすると、海に面した谷間の集落があった。北海道の家は
瓦屋根がないに等しい。


檜山郡上ノ国町にある道の駅上ノ国もんじゅで「てっくい天丼」を食べる。
てっくいとはヒラメのこと。もんじゅは文殊菩薩に似た「文殊岩」から名づけられた。




旧笹浪家住宅は、上ノ国で代々漁業を営む旧家で、道内現存民家の最古に属する。
国の重要文化財に指定されている。同じく重文の上国寺は修復中でした。


上ノ国八幡宮は、北海道に現存する神社建築では最古の神社。


檜山郡江差町にある姥神大神宮(うばがみだいじんぐう)は、渡島国の一宮で、
社伝では鎌倉時代の創建と伝える、北海道最古の神社である。


旧中村家住宅の主屋・文庫倉・下ノ倉が国の重要文化財に指定されている。
北海道西海岸地方の典型的町屋で、切妻造妻入りの土蔵造になる。
江戸時代は北前船による交易や、ニシンの漁場として大いに栄えていた。








横山家。見学のほか、ニシンそばを食べることができます。




江差の町並み。


幕末期に江戸幕府が所有していたオランダ製軍艦「開陽丸(かいようまる)」
1868年(明治元年)11月15日、蝦夷・江差沖において暴風雨に遭い、座礁・沈没した。
1990年(平成2年)4月、北海道檜山郡江差町に史料館として開陽丸が復元された。


鴎島(かもめ島)にある瓶子岩(へいし岩)。注連縄がかけられている。


江差港フェリーターミナルに到着。


目指すはウニで有名な奥尻島へ!


夜に奥尻島に到着。高そうな感じのする鮨屋しか開いてなかったので、セイコーマートでコンビニ弁当。
今日は港から少し離れたバス停で寝ることにした。蜘蛛の巣が頭上に数多く張り、また蜘蛛が大きい。
今日もワンカップを片手に現実を逃避しながら寝る。野宿は場所によって辛い時がある。

でも今日は私が好きな歴史ある建造物が多く観光できて良かった。

下記写真は奥尻島のシンボル「鍋釣岩」。夜間はライトアップされている。

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