東京絵の具

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狭山不動尊

2010年10月09日 | 埼玉県
本堂を囲むように、増上寺にあった灯篭が建ち並んでいる。

所在地:埼玉県所沢市上山口2214
交通:西武狭山線西武球場前駅 徒歩3分
備考:16時閉館

西武球場の道路を挟んだ正面にある狭山不動尊は、天台宗別格本山
狭山山不動寺といい、昭和50年(1975年)に開山された新しい寺院だが、
古い建造物を全国各地から寄せ集めていることで有名である。

寛永9年(1632年)に3代将軍徳川家光が建立した徳川家霊廟
増上寺・台徳院霊廟から移築された、国指定重要文化財の
勅額門、御成門、丁子門は、特に歴史的価値があります。


勅額門は二代将軍秀忠公の御廟から移築。


御成門は二代将軍秀忠公の御廟から移築されたもので、飛天の彫刻があることから
飛天門とも呼ばれています。徳川将軍が増上寺に参詣した際に通った御成門は、
都営三田線御成門駅の駅名の由来にもなっている。


丁子門は秀忠公夫人の御廟の通用門。


第一多宝塔。旧畠山神社多宝塔(大阪府高槻市、1607年築)から移築。
桃山時代の建立で、埼玉県指定重要文化財。


羅漢堂。港区麻布の井上馨邸より移築。徳川霊廟の唐金灯籠群(青銅製)も移築されている。

ここで紹介した他にもいくつかの建造物が移築されています。

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