四国88箇所 歩き遍路 40日目

■１０／３０：晴れ
→８１：白峯寺（しろみねじ）→８２：根香寺（ねごろじ）→８３：一宮寺（いちのみやじ）→
宿泊：高松市 山田様宅（善根宿）

・昨日の宿：民宿あずさ

民宿に泊まっていたので、７時３０分頃に朝食をだしてもらい、８時３０分頃に出発した。
高松市なので平坦な道だけかと思っていたら、地図にへんろころがしと書かれた急な坂を登る。
８０，８１，８２の分岐路になるT字路で、８１：白峯寺に向かう。五色台の植物の看板や、
遍路道の昔の由来など、香川県はこのような案内看板が親切に立てられていることが多い。

白峯寺では、団体のお客さんが私の方に近づいてきて褒めてくれたり、握手を求めてきたりした。
さすがに握手を求められるのは初めてで気恥ずかしい。

分岐路まで戻り、昼食はみち草という店でチャーハンカレーを食べた。
カレーのルーが無くなってもチャーハンだけでも楽しめる優れもの。

８２：根香寺は、牛鬼伝説で有名で、全体が緑色の牛鬼のブロンズ像がある。根香寺を１４時過ぎに出て、
８３：一宮寺まで曲がりくねった遍路道を、標識やシールを必死に確かめて進んでいくが、
ところどころ間違えて、住民の方に聞きながら進んだ。

一宮寺に到着すると１７：０５だったが納経はしていただいた。大師堂は閉まっていたがお経は読んだ。
隣に讃岐国一宮である田村神社があり、こちらも少し見たい衝動にかられたが、暗かったので無理だった。

善根宿の山田様宅に電話をして本日泊まることにした。昨日、遍路仲間が泊まったようで、
事前に何時頃になるか連絡しておいた方が良いとメールをしてもらっていた。もう一つの
宿泊方法として、この付近には遍路用のログハウスが開放されている。

天然温泉きららに入浴。キャンペーン中で６００円が３９０円だった。コインランドリーで洗濯。
ガストで夕食を食べて、山田様宅に行く。途中で場所が分からなくなり、迎えに来ていただいた。
新築のような一軒家で部屋はものすごい綺麗で、おばちゃんと遍路についていろいろと話しをした。

昨日から左足にテーピングをしているが、歩くのがだいぶ楽になった。もう少しで遍路は終わるが、
寂しく感じる反面、寒くて野宿が辛いので早く終わりたいという気持ちもある。

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最初から最後まで伴にした靴。ボロボロになってテープで補修している。底はゴッソリと取れて、
また、かかとの部分から金具がむき出しになって、けっこう痛かった。痛い思い出しか浮かばない…。
これが約1200キロを連続で歩くということである。