東京絵の具

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達谷窟毘沙門堂

2010年10月09日 | 東北
所在地:岩手県西磐井郡平泉町平泉字北沢16番地

創建延暦十年 達谷窟毘沙門堂 天台宗 別当は達谷西光寺

坂上田村麻呂が鞍馬寺の毘沙門天を勧請して本尊とし、百八体の毘沙門天を
安置して鎮国の寺としたと言われています。岩窟から突き出すように建っている
毘沙門天堂は昭和36年に再建されました。毘沙門堂の西の絶壁に、大日如来が
浮き彫りになっている。著しく風化していますが、顔から肩まで確認でき、
平成17年に国史跡「達谷窟(たっこくのいわや)」に指定されました。

源頼義公・義家が戦勝祈願に寺領を寄進し、奥州藤原氏清衝・基衝は
七堂伽藍を建立、源頼朝が参詣、伊達政宗により毘沙門天堂が再建され、
伊達家の祈願寺として寺領を寄進されたと伝えられる。


磨崖仏の「顔面大佛」

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