本城浄水所
だいぶ前だが、ある団体で本城浄水所見学に行った。
ここ北九州は、100万都市なので、複数のところから、水を取っている。
遠賀川のそのひとつ。
遠賀川は1級河川で、やはり、汚れがすごい。
この本城浄水所できれいにして家庭に送る。
その過程
着水井→薬品混和池→フロック形成池→沈殿池→ろ過池→
ろ過した水を消毒→浄水池(高い山にある)→家庭へ
(高いところから低いところへ。だから、蛇口から水が出る)
特別にろ過池を見せてもらい、感激した。
ろ過池
洗浄水槽
帰りには、「北九州水道100年」ということで、5年間保存できる水道水入りの缶をもらった。
北九州の水道は明治44年に門司市から始まり
ます渕ダムなどの水質がたいへんよい水で
外洋航路の船舶も赤道を越えても、おしいくて腐らないと評判になるほどの水だった。
あれこれ、みせてもらったり、聞かせてもらって、
ためになったことは、
ゆさまし、沸騰させて、冷まして飲む水、
沸騰して、冷まし、すぐに飲む、または、冷蔵庫で、きちんと冷やす、
そういったことをしていないと、危ない水になる。
沸騰直後はいいが、そのあとは、空気に触れるので、雑菌が入る。
水道は、消毒されているが、
ゆさましは、その食毒が消えているので、しっかり管理しないと、腐るとのこと。
その話を聞きながら、手作り化粧水を作るときに、必ず、水道水を使うようになっているのは
そのため。なるほどと、納得した。
そうそう、最後にこちらの水道局の方が言うに、北九州の水道は安いそうな。
遠賀町の方が私たちのメンバーにいたが、確かに高いと言っていた。
この日はいろいろと、勉強になったいい日だった。