I LOVE アブサン酒

究極の合法ドラッグアブサン酒を極める男

今はやってませんよ(笑)

2012-01-30 | 日記
昔ちょいと合法ドラッグってのに手を出していました。最近じゃ脱法ドラッグっていいますわね。
そういったドラッグの一部には音楽に対する感性が変わるものがあります。例えば、まず聞こえる音が半音下がります。そして、薬物の効果で感受性が高まっているのでそれぞれの音がよく聞こえるのです。特に楽器が弾けるような人でもない限り、普通はギターの音とベースの音とドラムの音がそれぞれ聞き分けるというのは難しいと思うのですが、素人でもそういったことができます。
また、ミュージシャンの意図が音楽の素人にも関わらず理解ができたりします。ドラッグをキメながらジミ・ヘンドリックスの伝説のアメリカ国歌演奏を聞いたとき、あの演奏は実に計算されたものであることがなぜか分かりました。同じような体験は、ドアーズの「ハートに火をつけて」の間奏部分でもしました。
不思議なことに、いわゆるドラッグをやっているといわれるミュージシャンの楽曲は感じ方が全然違います。それに対してそういったことには縁がなさそうなミュージシャン、例えば日本の多くのバンドやエンヤなんかは聞いていてもそういった「ナチュラルハイ」な状態にはなりません。日本のミュージシャンなんか音楽も真面目に作っているなあと感じます。

ときどき「ドラッグ(多くの場合はマリファナ)をキメずにロックを聴いたことがない奴は本物の音を知らない」なんて人がいますが、ことの是非は置いておいて、それは一理あるなとは思います。こればかりは口で説明することは不可能ですね。セックスのよさを口で説明できないのと同じです。

ただ、成功するか否かはドラッグとは無関係だと思います。基礎となる才能がないとダメでしょうね。稀有な天才はドラッグを使わなくてもそういった状態になるんだと思います。