葦の音色

海老名駅前を通り抜けようとしたら、私の大好きなフォルクローレの音色が！
魅かれるままにエスカレーターを上がると、
アンデスの民族衣装をまとったソンコジャクタというグループ名のお二人が。

どんな悲しみも高く真っ青な空に吸い込んでいくような、
葦で作ったケーナやサンポーニャの音色、そしてメロディー

音色に合わせて夢中になって踊っている方がいて、
私もいっしょに踊りたい気持ちがつのりました。
お知り合いに会う心配がなかったら踊ってしまっていたかも、です。

だんだん足を止める人が増え、
「オカリナで“コンドルは飛んでいく”を吹くんです」と
少し年配の女性が声をかけてくださいました。

踊りたがっていたり、見知らぬ方と自然にお話している自分に少し驚きながら、
そんな音楽の力の不思議さの中で、幸せなひと時を過ごしました。


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