僕の細道

買出し

共働き所帯では、週に一回の買い物で愛車のトランクいっぱいには段ボール箱が並ぶことになる。
妻が会社帰りにスーパーに寄り、買い物をしてくることはあるが、大きな荷物類は、車を運転出来ない妻に代わり、こちらの休日に買いに行くことになる。

ちょっと前までは、徒歩圏内に、小売店や公設市場、小さなスーパーなどがあり便利であったが、近年、大きなスーパーが跋扈することになり、小規模小売店は姿を消していった。そして、コンビニエンスストア自体も店舗拡大や、大型店舗が終夜営業を進めたことにより、コンビニも少しずつ閉店に追い込まれている。

元売業者の統廃合で店舗を半分近くまで減らしたガソリンスタンドもそうだが、路面店で或る程度の駐車場が併設されているコンビニ空き店舗は、携帯電話会社や、他のFC店舗に変貌していっている。

自動車はたくさんの部品により成り立っていて、裾野産業が他の産業より多く、生産、販売することにより、戦後の経済を右肩上がりとし、今の日本を支えてきた。
その車社会の延長により、販路を求め、郊外へ出店していく大型スーパーの拡大戦略は、車で買い物に行ける間はいいが、少子高齢化が進んでいるこの国の状況を置き忘れていると思える。

高齢者となり乗らなくなったら、タイヘンな状況になるだろうな。今の楽さに胡座をかくことなく、次の世代に繋げる街づくりを今からしておかないとね。

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