嫁が子供を連れて、この地域の氏神である神社へ、普段着?のまま自転車に乗り、「七五三」へ出かけていった。
ココ名古屋では、「熱田さん」へ参拝する人が多い。初詣でもそうなのだが、本来は居住している地域の「氏神」さまである神社へ先ずは参るのが本筋であり、その後、大社へ参るのが順序である。(お宮参りも同様)
我が夫婦の結婚式も、氏神であるその神社にて桜の花が咲く境内にて挙げている。日本古来の挙式を選択したのだった。
近年、商業ベースに踊らされ、その意味を知らない人は、年々増えている。
「七五三」も女の子は三歳、七歳に参り、男の子は五歳に参るのが正道である。
三歳は女の子が髪の毛を伸ばす。「髪置きの儀」五歳は男の子が袴を着ける。
「袴着の儀」七歳は女の子が着物の着方が変わる。「帯解きの儀」そこから、「男女、七歳にして席を同せず。」という言葉が生まれている。
そして、男の子は十五歳で「元服」を行った。今でも、京都地方では女の子に「十三参り」という風習が残っている。
古来より、子供が成長するのはたいへんな時代でした。
三歳まで生きられました。
五歳まで生きられました。
七歳まで生きられました。
という「神様」への報告と、今後も健やかに成長して欲しいという祈願が、「七五三」という風習である。
出向いた神社に他の親子連れは訪れて居なかったそうです。
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