しかも、飛び切り高級なお肉で。
なぜ、そんな高級なお肉ですき焼きを作って食べることになったのか、話しは数日前にさかのぼります。
その日、新聞の折り込みに、某巨大ショッピングモールのグランドリニューアルオープンを知らせるチラシが入っていました。
チラシを読んだ嫁氏は言いました。
グランドリニューアルオープン記念に、先着3000名に配布されるバッグがどうしても欲しい。
某巨大ショッピングモールがグランドリニューアルオープンするのは４月１０日。
バッグの配布が始まるのは当日の午前９時から。
バッグを貰うためには、その某巨大ショッピングモールで、3,000円以上の買い物しなければなりません。
無くなり次第終了です。
嫁氏と２人で考えました。
きっとバッグが欲しい人はたくさんいるはずです。
だから、バッグを貰うためには、なるだけ早く、3,000円以上の買い物をして、配布場所にレシートを持っていかなければなりません。
午前９時からオープンしているのは生鮮食料品を売っているスーパーくらいです。
そのスーパーで、3,000円以上の買い物を、しかも手早く済まさないといけません。
嫁氏と２人で悩みました。
そんなことは可能だろうか？
ひとしきり頭をひねった末に「お肉を買おう！」と結論しました。
それもただのお肉では3,000円を超えることができません。
なにしろ2人分です。
その分量だけで3,000円を超えなければなりません。
それで、すき焼き用の高級なお肉を買うことにしたのです。
そんなこんなで、今日の我が家の晩ご飯はすき焼きでした。
今まで食べたことの無いような高級なお肉の。
お肉の脂の甘味。
柔らかい赤身。
とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
