岡田監督、林をセンター起用阪神岡田監督は２次春季キャンプ地の高知安芸入りした１９日、２１日以降の紅白戦で林威助外野手をセンターでテストする方針を明らかにした。
「センターを守らせるよ。沖縄では（メンバーが）いないから左翼を守っただけで、うちの場合、左翼は一番可能性無いわけやから。赤松もおるけど林をセンターで使うよ」。林は「試合に、出られるなら外野も一塁もする。それだけチャンスが増えるわけだし、どこでも守ります」と話した。（サンスポ）
２０日から始まる安芸キャンプで林がセンターの練習を開始することが１９日、明らかになった。紅白戦、オープン戦でも中堅に入る予定。吉竹チーフ野手コーチが明らかにした構想で、腰痛のため出遅れている赤星の代役としてテストされる。課題の守備力も徐々に向上。オープン戦の活躍次第では赤星を押しのけ一気にレギュラー獲りのチャンスもある。
濱中、桧山らと熾烈な右翼定位置争いを続けてきた林。キャンプの舞台を沖縄から安芸に移し、新たな可能性にトライする。ここ何年も赤星の“聖域”となっていた中堅の定位置獲りだ。
「安芸での実戦でセンターをやらせる。いろんなポジションをやらせなくちゃいけない」と吉竹チーフ野手コーチ。“本職”の右翼の練習は継続するが一塁の練習は取りやめる。まずは、２１・２２の紅白戦。オリックスとのオープン戦（２４、２５日）で中堅の適正を判断する。
（デイリー）
