私たちは、悩んでいるときや、喜んでいるとき、悩みや喜びに夢中になっています。
悩んでいるときは大いに苦しみ、喜んでいるときは大いに楽しみます。
私は、これは、子供がなにかのごっこ遊びをしているように感じています。
つまり、悩んでいるときは悩みきるというごっこ遊びをして、喜んでいるときは喜びきるというごっこ遊びをしている。
どちらも人生を楽しんでいると思います。
これを別の言葉で言うと、役になりきっている。
悩んでいるという役をやったり、喜んでいるという役をやっている。
大いに悲しみ、大いに嬉しがり。
けどね、誰かに悩めとか喜べって言われていない。
自分で勝手に悩むことを探してきて、自分で勝手に喜ぶことを探している。
だって、他の人では悩まないことをその人は悩み、他の人では喜ばないことをその人は喜んでいる。
もちろん、他の人と同じようなことに悩んだり、喜んだりする。
なにを言いたいかというと、悩みや喜びを探してきてまでその役になりきろうする。
つまり、ごっこ遊びをしてその役になりきるということ。
さて、今日は、なんの役になりきろうかな。