今日午後1時から議会が開会しました。中村きみえ市議は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての提案理由を行ないました。内容は以下の通りです。9月議会で「子ども子育て支援新制度」の施行にあたり、家庭的保育事業等の設備や運営について基準を定めた条例が市から示されましたが、その内容を一部改正しようとするものです。
千葉市でも保育所の待機児解消策として、家庭的保育事業などを進めていますが、日本共産党は、子どもたちが保育を受ける環境は、同一の質を保てるよう基準を定めるべきと考えます。本来は、保育の質を向上させ環境を整えるために、あらゆる面で国基準以上に改善しなければなりません。
今回はその中で、最低限小規模保育事業を実施している場合に限って、保育士の割合を増やすよう提案するもので、小規模保育事業B型は、保育従事者の半数以上を保育士とすると定められていますが、これを3分の2以上とするように保育士の比率を高める提案です。
さらに小規模保育事業C型は、千葉市の条例では、家庭的保育者のうち1人以上は保育士とすると定めていますが、今回の提案は、市長が行なう研修を修了した保育士を置かなければならないことを明記して、家庭的保育者1人で3人以下の保育をできることを保育士と限定し、保育士の比重を高めるように定める提案です。条例施行日から5年は、経過期間として準備できるようにしています。
中村市議は、「子どもたちが保育を受ける環境を、より良い質の高いものにしていかれるように提案するもの」として、議員の賛同を求め、提案理由の説明としました。
この条例提案は、4日に開催される教育未来委員会(常任委員会)で議論されます。
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