昨日の一般質問終了後、決算審査特別委員会の各分科会が行なわれ、「指摘要望事項」の協議が行なわれました。
「指摘要望事項」とは、各委員から決算審査で指摘したことについて改善や充実を検討するよう求める事項です。各委員から質問が多数出された項目や改善・充実を求めるものを「指摘要望事項」として市長に対して提出します。
私と吉田市議が所属する環境経済分科会（市民局・環境局・経済農政局・農業委員会）では、３項目示され、このうち２項目にする協議が行なわれました。
【市民局】
障害者スポーツの推進については、多くの障害者が健常者と同様に、多種多様なスポーツに触れられるよう、指導員のさらなる養成と確保に努めるとともに、施設におけるバリアフリー化の推進など、環境整備の充実を図られたい。また、パラリンピックを契機とし、市民への普及啓発活動を積極的に展開するなど、障害者スポーツへの理解の促進につながる施策の拡充に取り組まれたい。
【環境局】
ごみの減量化推進については、将来を見据え、２清掃工場体制の安定した維持に資するため、モデル事業である剪定枝等循環システムの全市展開を検討するとともに、事業系ごみは、再資源化の余地があることから、引き続き、排出事業者に対する啓発に努め、より一層の減量・再資源化に取り組まれたい。
【経済農政局】
労働対策については、就業ポータル事業や合同企業説明会をはじめとした各種取り組みの充実はもとより、成果目標を明確に設定した上で、事業実施後においてもアンケート調査等による就労・雇用状況の把握に努めるなど、施策の評価・検証を十分行い、より実効性の高い就労促進と市内企業の人材確保支援に取り組まれたい。
このうち、協議した結果、市民局と経済農政局の指摘要望事項に決まりました。私から「環境局の指摘については全体の指摘要望事項に掲載はされないが、環境局へ指摘があったことを伝えてほしい」と意見を述べました。
労働対策が指摘要望事項になるのは私が議員になってから初めてのことです。各委員からの指摘なども入っているのですが、今後も市民にとって充実する施策となるよう取り上げていきたいと思います。
写真は、３月からオープンした千葉市の就業ポータルサイト「ジョブちば」です。労働相談などへつなげるのがまだ不十分です。今後改善が求められます。
