![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2b/9366a6349eda52c392aee46924641e32.jpg)
昨夜、3日の夜に野田首相や経済産業相、官房長官など関係閣僚が大飯原発再稼働をめぐって協議をして、再稼働のための「暫定基準」をつくるよう指示したとのこと。ストレステストを経て再稼働するという企てが破綻したことを示し、新たな仕掛けをつくろうとしています。安全性の確保や福島第一原発事故の原因究明も、避難対策もできていないなかで、再稼働を進めることは許されません。
放射性物質の拡散予測データ「世界版SPEEDI」の試算結果で、千葉市内で計測されたヨウ素を基に推計した福島第一原発からの放出量(昨年3月15日)が毎時10兆ベクレルの値が出ていたにも関わらず、文科省と原子力安全委員会との間で連携が取れていなかったことと、公表されていない実態が明らかになっています。セシウム134・137も1兆ベクレルと推計され、これらの評価について安全委は重要情報と認識せずに放置し、文科省も安全委に公表するよう連絡をしていなかったことも明らかになりました。
原発をなくして自然エネルギーに転換は待ったなしです。